コラム

ゼロから始めるTOEFL勉強法!

アメリカの大学に留学したい!と思った時に必要となるのがTOEFLです。TOEFLとはどんなテストか、ということから、英検やTOEICとの点数に比較についてご紹介します。

また、勉強の仕方や、100点といった高得点をとるためのポイントについてもご紹介します。

そもそもTOEFLとは?

TOEFLは、英語を母国語としない人を対象とした英語能力測定試験で、米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)によって運営されています。

このテストは国際基準となり、特に、大学や大学院に留学する際に必要とされるもので、入りたい大学に入学が許可されるスコアを取る必要があります。また、奨学金の額にも影響することもあります。

そのため、アメリカなどの大学に留学を希望する人にとっては、避けて通れないテストとなっています。

TOELF初心者がまず行うべき勉強方法は?

TOEFL初心者であっても、英語が初心者かどうかで勉強方法も変わってくるものです。例えば、英検をずっと受けていた、という場合には、ある程度の英語力が備わっていると考えられます。また就職を考えTOEICのスコアを持っている人もいるでしょう。

TOEFLと英検、TOEICは問題の傾向も異なりますし、一概に比較できるものではありません。公式にスコアを比べるデータも出されていませんが、どちらも受験した人のデータから、おおよそのレベルを測ることができます。

英検2級でTOEIC 550~600程度の場合、TOEFLのスコアは35~45点程度

英検準1級でTOEIC 740~820程度の場合、TOEFLのスコアは60~78点程度

英検1級でTOEIC 870~970程度の場合、TOEFLのスコアは94~101点程度

いかがでしょうか?現在、自分が持っている英検の級やTOEICのスコアと比較して、希望する程度のTOEFLの点数に到達していますか?

TOEFLは、内容が学術的なものが多く、勉強方法もそれに合わせて変えて行うのが理想的です。これまで英検やTOEICのために勉強してきた人は、TOEFLに切り替えて勉強するようにしましょう。

また、英語初心者すぎて、何から何まで仕組みすら分からないという場合には、英検やTOEICから勉強を始めた方が最短ルートとなる可能性があります。英語の基礎力をつけるために、英検やTOEICは最適です。中学から英語を真面目に取り組んでこなかった、中学英語すら危うい、という方は、恥ずかしがらず英検の簡単な級からチャレンジするのもオススメ。

それぞれの級に対応した単語を、しっかりと覚えていくことができますし、文法も取りこぼしなく勉強することができるでしょう。

まずは単語を抑える

英検やTOEICで勉強してきた人も、TOEFL用に単語を洗い直しましょう。たかが単語とあなどることなかれ。点数が高い人ほど、単語の重要さを熱く語るものです。TOEFLのリーディングは30点ありますが、この中で単語の意味を問う問題は4点程度です。この4点に、とても重みがあります。

また、長文がなかなか読めないという人は、単語力が足りていない可能性があります。

TOEFLテストの単語力を診断してくれるサイトもあります。こうしたサイトで、自分の単語力が足りているのかどうかチェックしてみるのもよいでしょう。もし、TOEFLを受けられるレベルにないくらいの単語力であったなら、英検、TOEICからスタートしましょう。

英単語の勉強の仕方は、まずはTOEFL対応の単語帳から覚えるのが鉄則といえるでしょう。学術的内容が出る傾向にあるため、聞きなれない単語も出てくる可能性があります。

単語アプリを使ってもいいですし、原始的に単語帳を使ってもいいでしょう。徹底的に時間を割いて勉強することをお勧めします。

勉強後に、先ほどのTOEFL単語力のサイトでチェックし直してみるのもよいでしょう。きちんと勉強していれば、当然点数も上がっているはずで、勉強のモチベーションを保ちながら、更に勉強に励むことができるはず。

自分の目標としているスコアにたどり着ける点数が出たなら、次はリーディングの勉強をしましょう。ただし、単語の勉強には終わりはありません。他の勉強をしながら、単語だけは続けて勉強をすることをお勧めします。

リーディング問題を解いてみる

TOEFL過去問題などから、実際にリーディング問題を解いてみることをお勧めします。もちろん、本番と同じ解答時間として、タイマーなどをセットして行います。最初は、時間内に解き終えることは難しいでしょう。その場合には、制限時間内にどこまで解答できたか、チェックしておき、残りの問題をプラス何分で解き終えたか記録しておきましょう。

解き終えたら、間違えた問題を取り出し、単語や文法など何が分からなかったか抜き出していきます。単語については、単語帳に追加して、覚えるようにしましょう。文法の部分であやふやなものがあれば、それに対応した文法練習問題をたくさん解いて、出来ない部分を潰していきます。

リスニングとスピーキング対策

リスニングは、リーディングに比べると単語も簡単なものが多く、難易度はそれほど高くありません。どれくらい聞き取れるか、という能力を試されています。勉強方法としては、地道に音読とシャドーイングを続けましょう。

また、スピーキングについてはオンライン英会話などを使って、たくさん話す時間を作ることが大切です。TOEFL対策と伝えれば、それに合わせたレッスンを提供してくれる教室も増えています。

TOEFL100点への勉強法とは?

ある程度の英語力がある人がTOEFLで100点を取るためには、各セクションがどのように構成されているか把握することをお勧めします。

一度、公式問題集を解いてみれば、どのセクションができていないか、うまく解答できなかったか分かると思います。時間配分も、実際にテストを受ければ分かりますが、重要なポイントとなってきます。

例えば、リーディング問題はゆっくりなら解くことができるが、制限時間内では解ききれない場合には、素早く解答を導き出す練習をする必要があることが分かります。問題文を先に読んでから、本文を読むことで、だいたい「アタリ」をつけて読み進めていくことができます。ちょっとしたポイントではありますが、時間短縮には大きな効果を発揮することもありますね、

スピーキングやライティングに関しては、あらかじめそれぞれのテンプレートを作成しておくことで、論理的に説明することができるのでオススメです。

リスニングは、文法や単語は幾分簡単とはいえ、実際の雑音なども入り臨場感あふれる音声で出題されるものがあります。こういった音声でのリスニングに慣れておくこともポイントといえるでしょう。メモ取りをすることで、点数が上がる人もいますが、100点より上を目指す場合には、話の内容の詳細まで聞き取ることが大切です。メモ取りに関しては、個人差もあるので自分に合うかどうか試してみるとよいかもしれません。

また、リスニングで大切なのが、イメージして聞くことです。そうすることで、細部まで聞き取ることもできるようになってきます。TOEFLの場合は、内容が学術的なものとなるため、そういった音声をたくさん聞いて練習するのもよいですね。

必要な勉強時間の目安とは?

一体、どのくらい勉強すればTOEFL100点が取れるのかと不安になる方も多いはず。

個人差があるのはもちろんですが、TOEFLのための勉強をして、70点未満の人が100点w取るためには840時間程度、71点から90点の人は700時間程度、91点以上の人は300時間程度の勉強時間が必要というデータがあります。

初心者がTOEFL高得点を目指すために

TOEFLの勉強方法や100点を目指すためのポイントや勉強時間についてご紹介しました。

英語初心者で、中学文法や単語もうろ覚えの場合には、英検などで順番に単語を覚え、難易度を上げていくことをお勧めします。ある程度の基礎力のある人は、サイトでTOEFLの単語力チェックなどを行い、効率よく勉強を進めていきましょう!

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