コラム

英会話の勉強は独学で!?独学でうまくいく方法

英会話を勉強したい、でも英会話の教室に通う時間がなかなか取れないし、留学に行くような費用も時間もない…そういった人は実は多くいます。

しかし時間や費用がなければ英語の勉強ができないというわけではありません。

仕事をしている社会人でも正しい勉強法を知っていれば英会話を独学で学ぶことはできるのです。

そこでここでは英会話を独学で勉強していく方法をご紹介します。

独学で英語を身につけるために必要な考え方とは?

独学で英語、英会話を勉強する際に重要になるのは「目標を決める」ことです。

なかなか英語をものにできない人に共通しているのは、「なんとなく勉強をしている」というもの。明確な目標がないために具体的な行動ができなかったり、成果として目に見える結果がでなかったりするのです。

目標の立て方

もちろん人によって目標は違ってきます。「英検2級」「TOEIC700点」といった資格や点数はわかりやすい目標です。これらを目標にすれば勉強のモチベーションも保ちやすいでしょう。

また実務的なものであれば、ネイティブの人と日常会話ができるようになる、というのも目標のひとつです。

日常的なものであれば洋画を字幕なしで意味がわかるようになる、海外旅行で通訳なしで会話できるというものでも目標となります。

このような目標を持って、より具体的に行動していくことが独学で英語を行うために必要です。

目標達成のためのミニ目標

大きな目標が定まったら、それを達成するためのミニ目標を定めていきましょう。

英会話に必要になるのが「基本単語を使いこなす」「基礎的な英文を作ることができる」「最低限聞き取れるくらいのリスニング能力を持つ」という3つの要素です。

1つ目のミニ目標として、会話をするには当然ですが「単語」を知らなければいけません。それも数を丸暗記するのではなく、英会話に使用される単語が必要なときにすぐに出てくる状態にしておかなければなりません。

この必要なときにすぐに出てくる単語を「アクティブボキャブラリー」と言います。英会話はアクティブボキャブラリーをどれだけ多く使いこなせるかがポイントとなります。

2つ目のミニ目標として、基礎的な英文を作れるようにしていきます。これが苦手な日本人は非常に多いですが、実はそこまで難解な英文を作る必要はありません。日常会話はほとんどが簡単な英文の組み立てでできています。そのため中学生レベルの英文を組み立てることができればそれで充分なのです。

この2つの目標はどちらかと言えば「自分が英語を話す」ための目標です。ただし英会話は話すだけでなく「聞く」ことも重要になります。

そこで必要になるのがリスニングの能力です。これが苦手だという人も多いのですが、実際の英会話では聞き取れなければ、ゆっくり話してもらうこともできますし、もう一度言ってもらうこともできます。

これはかなり「慣れ」が関係してきますので、そこまで緊張する必要はありません。

「こういった資格を取りたい」「ここまで勉強したい」という大目標を立てて、それに向けて具体的な目標を達成していく。これが独学で英語を勉強する際に必要な考え方なのです。

独学で必要になのは「時間」?

塾や英会話教室などに通う場合は期間や回数が決まっているために、どれくらいの時間を勉強にかけているかがわかりやすいのが特徴です。

しかし独学で英語を勉強する際にはこの「かけた時間」は重要ではありません。今は、昔と違って英語を勉強することができるツールは日々増えています。参考書や問題集、辞書といった紙媒体や、レッスンビデオなどのように以前からあるもののほかにも、You tubeのような動画、洋画、スマホアプリなどさまざまです。

電車の中でもイヤホンをつけてスマホアプリを操作しながら英会話の勉強をすることも可能です。

英語のような語学を勉強する際には、ただ何かを丸暗記して試験を受けるというわけではなく、「慣れ親しんで、いつの間にか能力が向上している」という方が理想的です。

そのため、勉強時間をどれだけかけたかを意識するのではなく、手が空いているとき、勉強できるときに積極的に勉強していくというのが望ましいのです。

効率のいい勉強法

勉強をしているのになぜかあまり効果が出ていない人がいます。これは勉強時間をかけているが効率が悪い勉強をしているので成果が出ていないということです。

効率よく勉強するためには、具体的に目標に挙げた項目を確実にマスターしていくのがポイントです。

まず、基本的な英単語に関しては、無理に高校レベルの単語を覚えていく必要はありません。最近の参考書では、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」のように中学生レベルの英単語や英文法に注目したものも多く販売されています。

難解な単語を覚えるよりも、実際によく使用される中学生レベルの英単語を使いこなす方がはるかに実用的なのです。

そして「英文法」です。日本人がこれだけ英語の教育を受けているにも関わらず英語の理解が遅いのは文法の語順が違うことが関係しています。

例えば、「私は 先生 です」という日本語を英語にすると、「I am a teacher」となります。

こうすると語順が違っていることがわかると思います。

中国語も英語と同様の語順で、「我 是 老師」となり、日本語の語順とは違うことがわかります。

このように基本の文型が違うので、日本人は英語の理解が遅いことが多いわけです。

こうした英語の基本文型は中学生で学習します。そして英会話をするにはこの学習で充分です。

英単語と同じく英文法に関しても、中学生レベルのものをしっかりとマスターすることが重要になります。

一方リスニングに関しては、よく聞いているだけで英語力やリスニング力が向上するというCDなどが売られていますが、それだけでは不十分です。アプリなどを利用して実際にどのような口の形で、どのような発音をしているのかを理解しながらリスニングすることが重要です。

単純に英語を聞き流しているだけではただ洋楽を聴いていることと変わりません。

しっかりと意志を持って「聞く」ことが大切です。

楽しんで取りくむことが独学で長続きさせるコツ

何事でもそうですが、嫌なことを仕方なしに、もしくは強制的にさせられていると長続きはしません。勉強の中にも楽しさがなければ続かないのです。

例えばアプリなどでもゲーム性を強く取り入れたものも無料ダウンロードできるものがあります。英語を使ってゲームを進めていくことができるので、楽しく英語を学べるでしょう。他にもクイズ形式のものなど多数出ています。

また、英会話アプリで実際にネイティブと会話ができるというものもあります。

以前はネイティブと英会話ができるサービスは費用が高いというのが一般的でしたが、今は使った分だけを払うというタイプのものもあります。

これであれば費用もそれほどかかりませんし、飽きがこない勉強ができます。

他にも「海外旅行ですぐに使える」例文を集めた参考書やアプリ、物語形式で読み進めていく参考書などもありますので、勉強の中にも楽しさを出しながら行っていくのが長続きさせるコツです。

独学でも英会話はできるようになる!

英会話は昔と違って独学で行うことができるようになっています。

明確な目標をたてて、それにむけて具体的に勉強をしていくことで成果を出していくこともできます。

自分にあったツールを使って楽しく勉強をしていきましょう。

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