TOEIC 難易度

TOEICの難易度ってどうなの?スコア別にご紹介

今回はTOEICがどれくらい難しいのか、スコア別にご紹介します。

例えば600点を取りたいと考えている場合、どのぐらいの英語力が必要なのでしょうか。それが自身にとって無謀な挑戦なのか、それとも適正な目標点数なのか、初めて受験する人はなかなか分からないですよね。点数ごとの難易度を正確に把握して、合理的な勉強計画を立てられるようになりましょう。

TOEICの試験内容と平均点は?

一般的な資格試験の場合、難易度別に級が分かれていたり、その受験する試験内容が変わっていたりすることがほとんどです。例えば英検であれば、5級や4級、3級などと分かれていますし、他の資格試験でもそのように級で難易度分けがされています。

ですが、TOEICには級がありません。試験は1つしかなく、スコアで受験者の英語力が判別できるようになっているのです。

つまり、英語を苦手としている人も、英語を仕事にしようとしている人も、全く同じ試験で行われるということです。そのため、英語上級者の能力も正確に判別できるように、試験の全体的な難易度は高めに設定されています。

問題の構成は、リスニングセクションとリーディングセクションに分かれており、それぞれ495点ずつ、トータル990点となっています。大体平均点はいつも580点前後。また一般的に600点程度のレベルの人達にとってはリーディングセクションよりもリスニングセクションの方が得点が高いというケースが多いようです。とりあえず初めてTOEICを受ける際は、最初の目標として600点辺りを目指すのが一般的です。

TOEICの点数別難易度

ではスコア別に難易度がどれくらいなのか見ていきましょう。

TOEIC500点の難しさ

500点は英検で言えば準2級レベルです。

まったく英語力がない人が勉強を始めた場合、大体450時間ほど勉強すれば到達できるレベルと言われています。中学、高校で学習する時間は1000時間程度なので、しっかり勉強をしていれば高校卒業時には充分合格できるレベルになるといえるでしょう。

TOEIC600点の難しさ

600点の難易度は英検の2級ぐらいです。準1級は届かないといった辺りのレベルです。500点を目指す場合の1.5倍程度の学習時間、700時間が必要と考えられています。しかし600点ならば、TOEIC固有のテストのクセさえ把握しておけば、基礎を固めることで到達できるスコアです。

TOEIC700点~800点の難しさ

700点~800点になってくると、およそ1000時間前後の学習時間が必要になると言われています。英検の準1級も合格ができるレベルです。履歴書に書いても評価される点数であり、転職や就職でも有利になります。800点あれば、TOEICを採用条件にしているほとんどの企業をクリアできるといえるでしょう。

TOEIC900点以上の難しさ

900点以上ですと、1500時間から2000時間の英語学習時間が必要となります。英検の最難関、1級の合格も不可能ではないレベルです。900点は9割方正解をする点数となり、これはほとんど不正解がない状態を意味します。そのため、これまでのように「正解をできるだけ増やす」というスタンスではなく「1つのミスも許されない」というスタンスで臨む必要があります。このスコアは全受験者の上位3%ほどしかいないことからも、非常にハードルが高い点数といえるでしょう。

就職活動では、700点以上を目指したい

以上、今回はTOEICのスコア別の難易度についてご紹介しました。700点を超えてくると就職活動をする上でも有利になりますが、やはりそれ相応の勉強時間も必要になってきます。上で紹介した各点数の難易度と勉強法を参考に、無理のない計画を立てて勉強していくようにしましょう。

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