toeic時間

対策に欠かせない時間配分!コツを伝授いたします

TOEICを受けた時、分かっていたのに、時間切れで解けなかった…という経験はありませんか?

TOEICでスコアアップを図るためには、時間配分は重要課題。

適切な時間配分を理解し、実践できれば、実力を出し切ってスコアも上がっていきますよ。

今回は、TOEICで必要な時間配分のコツをご紹介します。

TOEICの試験時間とは?

TOEICは約2時間で、200問を解いていきます。

セクションは、リスニングとリーディングの2つに分かれており、それぞれ100問ずつ出題されます。

リスニングは約45分間ですが、どんどん進んでいきますので、時間配分のコツは必要ありません。

流れに乗り遅れないよう、解いていけばよいでしょう。

問題は、75分間で100問を解いていくリーディングセクションで、自分で時間配分をして解いていけなければなりません。

TOEICリーディングのおすすめの時間配分

リーディングセクションの中には、パート5からパート7までの3つのパートがあります。

まず先に、気になる時間配分からお知らせします。

パート5 10分

パート6 10分

パート7 55分

合計75分

この時間配分でこなせれば、最後まで問題を解くことができますし、取りこぼしもないでしょう。

それでは、パートごとに、どのようにすればこの時間内で解くことができるかコツをご紹介していきます。

リーディングセクション パート5の時間配分のコツ

パート5は、短文穴埋め問題です。

短文とはいえ、問題数は30と多く、語彙力や文法力が問われるパートで、苦手とする受検者も多くいますね。

30問を10分で解くために、1問あたり20秒で解くことをイメージしておきましょう。

しかし、1問1問、真面目に20秒!と考える必要はありません。

なぜなら、問題によっては5秒で解ける可能性もあるためです。

特に、文法問題と言われる語尾だけ違う似た単語であれば、短時間で解くことが可能です。

また、空欄の後ろがwhenなどから始まっている節である場合、空欄の前までで文が完結していることが推察でき、全文を読まなくても解答を導き出すことができます。

このように、20秒どころか5秒で解ける問題が数問あれば、時間を大幅に短縮することが可能になりますね。

また、少し読んで分からない、単語の意味を知らない、という場合には、できれば2択に絞り込んでから、マークしてしまうことをおすすめします。

全く分からない場合には、適当にマークして次に進みましょう。

問題数の多いパート5で一番避けたいことは、分からない問題に食いついて、時間をロスしてしまうことです。

パート7まで解いて、もし時間に余裕があれば戻ってくればよいですから、パッと見て、単語が分からないと判断した場合には、適当にマークして先に進みましょう。

リーディングセクション パート6の時間配分のコツ

パート6は、長文穴埋め問題です。

問題数は16と、パート5に比べると少ないですが、長文ということもあり、時間をかけすぎないよう注意が必要です。

理想の時間配分は10分間です。

題材としては、通知文、記事、ビジネスレター、Eメールなどが使われます。

対策問題集などで、これらの形式に慣れておきましょう。

パート6特有の問題として「文挿入問題」があります。

満点クラスを求めるのであれば問題集でしっかり対策しておくとよいのですが、600点程度であれば、あえて今回は捨てる、という決断も悪くありません。

この問題は、解答するのに時間がかかりやすく、タイムロスとなるケースが多くあります。

時間をかけた、難しい問題、というと、解答者からすると、解けたときの満足度が高いものです。

しかし、TOEICのテストでは、配点は変わりません。

他の問題と、点数に差がないのです。

満足感を得るのは問題集などで解いている時に留めておき、本番ではスコアアップに集中するのが得策といえるでしょう。

リーディングセクション パート7の時間配分のコツ

パート7は長文読解問題で、15の長文に問題が54あります。

残りの55分間を使用し、できるだけ解いていきましょう。

しかし、ざっくり55分使えると言われても、どう使っていけばいいか迷いますよね。

パート7の中にあるパッセージごとに、下記にように配分してみましょう。

シングルパッセージ 25分

ダブルパッセージ 10分

トリプルパッセージ 20分

内容は、メモや広告、通知や申込用紙、そして手紙などになります。

パッセージ上にある“refer to the following”の後にある語句を見ることで、そのパッセージがどの内容なのか把握することができます。

たとえば”notice“ とあればお知らせであることが分かりますよね。

また、記事のタイトル、サブタイトル、さらに太字やセンタリングされて中央に配置されている部分もチェックしましょう。

“Interoffice memorandum” とあれば、社内メモですから、社員間でやりとりされるメモである、と全体像も理解しやすくなります。

それでは、パッセージごとに時間配分のコツをみていきましょう。

パート7 シングルパッセージの時間配分のコツ

シングルパッセージは、文章は10セットで、問題は29あります。

つまり、1つの文章に対して、2~5の問題の答えることになります。

25分間を目安として解きましょう。

問題形式には、指定された文を入れる「文章挿入問題」と該当しないものを探す「NOT問題」があります。

どちらも時間をかけて解く必要があり、初心者ではタイムロスをした上、得点にならない可能性があります。

対策問題集などで解いてみて、自分にはまだ難しいと感じる場合には、思い切って捨ててしまいましょう。

パート7 ダブルパッセージの時間配分のコツ

2セットの文章で10問、つまり1セットにつき5つ問題が出題されます。

問題と、本文の順番は一致することがほとんどですから、1問目であれば1つめの文章の上部、2問目であれば1つめの文章の下部、などアタリをつけていくとよいでしょう。

語彙問題も出題されていますから、これは短時間で解くことができ、得点源になりますからしっかりと解きましょう。

時間配分は10分です。

パート7 トリプルパッセージの時間配分のコツ

3セットの文章で15問、つまり1セットにつき5つ問題が出題されます。

問題の傾向は、ダブルパッセージとほぼ同じで、本文が増えるだけと考えてよいでしょう。

こちらも、問題と本文の順番は一致することがほとんど。

順番に解いていくことで、ヒントを探す手間を減らせますから、アタリをつけて解いていきましょう。

語彙問題も出てきますから、取りこぼしのないようにしたいですね。

ここに来るまでの時間配分にミスがなければ、20分間確保できているはずですから、落ち着いて解答していきましょう。

TOEIC、時間配分をすることでスコアアップを目指そう!

TOEICの時間配分についてご紹介しました。

リーディングは、全体で75分の時間が与えられますが、その中をどう区切っていくかでスコアが大きく変わってしまいます。

時間をかければ解ける、というのはTOEICでは点数を失ってしまう可能性もあります。

もちろん、分かっていることも大切なのですが、スコアアップのためには、短時間で解けるようにスキルアップしてください。

また、パート7は長文問題となります。

点数に繋げるコツはご紹介しましたが、英文を読む量を増やすようにしましょう。

速く読めるようになり、内容を把握する力がつけば、おのずとスコアは上がります。

また、満点クラスを目指すようになれば、コツだけでは通用しなくなります。

ご紹介したような解き方のコツを抑えながら、英語力をしっかりとつけて、どんどんスコアを伸ばしていきましょう。

ピックアップ記事

オンライン英会話 Universal Speaking(ユニバーサルスピーキング)

最近のコメント

    カテゴリー