英語を始める方全員必読!効率よく学習するための勉強法とは?
「英語を勉強するぞ!」といつも思いながら数年経ってしまっている、ということはありませんか?
いつも始めようとは思うものの、教材も勉強法もたくさんありすぎて結局選びきれず、そのままになってしまう方は多くいます。
今回はそのような人達が最初の一歩を踏み出すための、効率良い学習方法をご紹介します。
ポイントは「小さな達成感」
あなたは何かのSNSを続けていますか?
もし続けているとすれば、それはどのような時が嬉しくて続けているでしょうか。
SNSを続けている人の多くは、「いいね」がついている時に嬉しさを感じて続けていると思います。
通知の知らせがきている時もちょっと嬉しくなりますよね。
SNSも時々「めんどくさい」と感じることはあるものの、そのような通知を見ると「今日もやろうかな」「投稿しようかな」という気持ちになるのではないでしょうか。
そしてかなり忙しいにもかかわらず、やらずにいられなくなってしまう。
SNSは基本的に報酬はありません。それでも毎日続けられるのは、些細なことでも嬉しい時があるためでしょう。
結局のところ人間が毎日のモチベーションを維持するためには、この「ささやかな達成感」が重要ということがわかります。
決して高額の報酬がなくても、小さな達成感があればそれで案外継続できるのです。
人間のこのような性質から考えて、英語を始めるにはどのような勉強法が有効かいくつかご紹介します。
中学レベルの英語の参考書を使う
方法の1つ目は、中学レベルの英語の参考書から始めてみることです。
「中学レベルの英語じゃ上達しないのでは?」と思わずに、まず参考書を一冊終えるということを目標に始めてみてはいかがでしょうか。
中学の英語ならば文法もシンプルなものばかりできっと続けられるはず。
少しカンタンに思うかもしれませんが、しっかりと内容を理解してから問題を解き、正解が得られた時はなかなか嬉しいものです。
これこそまさに「小さな達成感」。是非とも頭の体操という感覚で取り組んでみることをおすすめします。
また、中学英語と言っても案外馬鹿にできません。実は日常生活で使う英語は、そのほとんどが中学レベルの英語がマスターできればカバーできるのです。
参考書はあまり分厚いものを選ばない
もう一つの方法は、あまり分厚い参考書を手に取らないことです。
「小さな達成感」を得るためにまずは一冊をやりきるところから。
TOEICで満点を取ったり、英検で1級を取ったりするような人たちも、一冊の参考書を覚えるところから始まっています。
まずは「最初から最後までやった」という達成感を得るために、薄くてとても簡単なものを選んで取り組んでみましょう。
薄い参考書はポイントが凝縮されていることも多く、かなり効率的に英語力を向上させてくれます。
「このくらいできて当たり前」と思えるぐらい小さな参考書を選んで始めてみましょう。
英語でコメントを書いてみる
現在はYouTubeで日本人も楽しめる海外の動画がたくさんあります。
その多くは日本語字幕もついており、気軽に観ることができるものばかりです。
そしてその中には、もしかしたらあなたもお気に入りのチャンネルがあるのではないでしょうか。
もしあるのであれば、ぜひその動画にコメントをしてみましょう。
英語でコメントをしてみて、そのコメントに「いいね」がついていたときの喜びはひとしおです。
聞き流しの危険性
「聞き流すだけで英語が身に付く!」といった広告を見たことはないでしょうか。
実際にそのようなアドバイスや教材が世の中にはたくさんあります。
通勤中や通学中にただ流しているだけで英語力が向上していく、そんな夢のような話があれば是非使ってみたいものですね。
ですが、そのような方法には少し注意が必要です。それは主に大切なモチベーション面で問題があるためです。
というのも、確かに聞き流し教材というものは取り組みやすいのですが、その分「勉強をした」という達成感が得られません。
勉強はストレスがかかりますが、しっかり達成感が得られれば人は頑張れるもの。それは毎日SNSを投稿している人ならよくわかるのではないでしょうか。
意識的に取り組まずに学習できる方法なら、人に実際に話しかけてみる方がよっぽど達成感が得られて有益です。
主体的に勉強時間を作らなくて済むというタイプの勉強法は、敷居は低いものの長く続かない可能性があります。
小さな達成感が得られる教材や勉強法を中心に選ぶようにしましょう。
積極的に“外”に英語を発信しよう!
効率や時間的な制約を考えると、ある程度は独学で勉強することは避けられません。
ですが、何もかも一人で完結してしまうと、気分が乗らない時や別のことで忙しい時に、そのまま英語の勉強から離れてしまう場合があります。
前述した「英語でコメントを書いてみよう」という方法も外側にあなたの英語力を発信する一つの方法です。
外側に発信するようにしていると、周囲の反応が助けになってモチベーションが続きやすいのです。
ここからは外側に発信する方法について2つご紹介します。
その1:SNSで互いに添削できる「Hello Talk」を活用する
一人で勉強していると文法や単語、読解やリスニングなど、インプットにどうしても偏ってしまいがち。
確かにそのようなインプットは疎かにできず、インプットしている間もあなたの英語力が向上していることは間違いありません。
しかし学習成果が自分の中だけで完結してしまっていると、なかなか「生きた英語力」は身につきません。
英語は言葉ですから、やはり人と話すことによって力が付くもの。そこで「自分の英語を誰かに使う場面はないか」を常に考えましょう。
そして実はそのような目的に最適なアプリがあります。それは、ネイティブと言語の添削をしあうSNSアプリ「HelloTalk」です。
HelloTalk – Talk to the World
このアプリは、言語を学びたい世界各国の人たちが集まるSNSアプリです。
ユーザーは「日本語を学びたいアメリカ人」や「英語を学びたい日本人」など様々。
このアプリを利用すれば、例えばあなたが外人の方に日本語を教え、代わりにその方から英語を教えてもらうこともできるのです。
無料アプリなので気軽に使い始めることができる点も魅力。
まずはこのアプリで簡単な英語日記をつけてみることから始めてみるのも良いでしょう。
その2:思い切った投資をしてみる
一人だけで勉強をしていると、それほど金銭的なコストはかからずに学習が可能です。
特に最近は、インターネットサービスを活用することで、ほぼ無料で英語が勉強できる環境を整えることもできてしまいます。
とてもありがたいことであり、非常に素晴らしい時代になったと言えます。
ですが、「お金をかけないで済む」ということが学習においてマイナスになる場合もあります。
「どうせタダだし」というような気持ちで行ってしまうと、学習に身が入らずダラダラしてしまいがちだからです。
「英語を勉強するぞ」と決意したなら、あえて思い切った投資も考えてみましょう。
例えばオンライン英会話に申し込めば「絶対に元を取ってやる」という強い緊張感が出ると思いませんか?
それに有料サービスは、やはり有料なだけの理由があるものです。
手厚いサポートや、何かトラブルがあった時の対処もしっかりしています。決してあなたの勉強のペースを乱しません。
もちろん無料のサービスも併用しつつで構いませんが、一度ちょっと自分で驚くような投資をしてみるのも自分を追い込む意味でおすすめです。
まとめ
以上、今回は「英語を勉強しよう」と思いながらもなかなか手がつけられない方たちのために、その第一歩を踏み出す方法をご紹介しました。
そのポイントとは、小さな達成感を得ること。それから外に英語を発信すること。
つい「実力がしっかりついてから誰かに英語力を試してみよう」と思いがちですが、そのようなスタンスでいると、いつまでも一人でこもったままになってしまいます。
「まだまだだ」と思わずにぜひあなたの英語力を発信する機会を作ってみてください。
誰かに発信することは、英語上達の最大のコツなのです。