英検 留学

英検留学とは?英検留学の方法

英検留学というのをご存知ですか?ここでは、英検留学するための英検についての基本情報、英検留学の方法などをご紹介します。

英検留学とは?

英検留学とは、英検を英語力証明としてとして海外に留学することです。今まではアメリカだったらTOFEL、イギリスだったらIELTSとそれぞれの国や教育機関が設定する英語力証明のテストを受験して、一定の点数を取得する必要がありました。その代わりに英検で取得した級にて英語力を証明することがアメリカ、カナダとオーストラリアの認定大学・カレッジにて可能です。現在、北米を含む約400大学・カレッジが留学時の語学力証明として英検を認定しており、オーストラリアでは5州の州立高校全校が認定いています。英検はそのままローマ字でEIKENとして知られており、2004年から開始された日本人留学生の為の特別なシステムです。

英検、IELTS、TOFELの比較

他のテストと比較することで英検の特徴をより具体的にご説明します。特徴をしっかりと把握して、自分の目的に合わせて対策方法を練って、余裕を持って留学準備に取り組みましょう。

4技能試験

英検が海外留学の際の英語証明書として認められた考えられる要因は、読む、聞く、話す、核の4技能テストであるという点です。その点は、もともと英語圏に留学する際に必要とされていたTOFELやIELTSと同様です。

TOFELやIELTSだと当日または日付を指定してスピーキングテストを受けられるのに対して、英検では、その他3技能の結果を待ってから、スピーキングテストを約1か月後に受けます。最終的な結果は、その後さらに1か月かかる為、最初の受験日から約2か月かかります。一方TOFELやIELTS では約2週間後に結果が出ます。

スピーキングテストまでの期間

4技能のテストを受けられるという点はTOFELやIELTSと同様ですが、スピーキングテストの受験に違いがあります。

料金

英検の受験料金は、他の英語の試験と比べると低い価格設定です。受験料は、英検2級5,800円、準1級6,900円、1級8,400円に対して、TOFEL235ドル、IELTS25,380円と、TOFELやIELTSの4分の1から3分の1程度の価格です。受験料そのものは安いですが、いくつか級を受ける場合はそれぞれの級に合わせてテキストを購入して、対策・準備をする必要があります。とはいえ、英検のテキストは1,000円~ 2,000円のものが多くTOFELやIELTSのテキストは2,000円から6,000円くらいするので、比較すると大した出費にはなりません。

英検の受験料金は、他の英語の試験と比べると低い価格設定です。受験料は、英検2級5,800円、準1級6,900円、1級8,400円に対して、TOFEL235ドル、IELTS25,380円と、TOFELやIELTSの4分の1から3分の1程度の価格です。受験料そのものは安いですが、いくつか級を受ける場合はそれぞれの級に合わせてテキストを購入して、対策・準備をする必要があります。とはいえ、英検のテキストは1,000円~ 2,000円のものが多くTOFELやIELTSのテキストは2,000円から6,000円くらいするので、比較すると大した出費にはなりません。

結果発表

英検の場合は、受験した級に対して合格・不合格で結果が出ますが、TOFELやIELTSは点数で結果がでるという点が違ってきます。出願までにあまり時間がない場合は、選択肢を増やす為に、いくつかまとめて受けるのも一つ手段かもしれません。

英検留学の方法

まずは行きたい大学・カレッジが、認定校かどうかを英検の公式ホームページ(https://www.eiken.or.jp/eiken/abroad/)より確認しましょう。

アメリカ、カナダ、オーストラリアへ留学する場合でも、学校によって導入しているか違うのでまずは確認が必要です。

英検認定校かどうか確認できたら、まずは何級が必要なのかを確認して、同時にそのほかの必要条件も確認する必要があります。英検は、TOFELやIELTSの代わりの役割を果たす為、あくまで、留学に必要な英語力を持っているという証明になります。つまり、出願する際の必要書類の一部であり、そのほかの書類や必要な資格も確認して同時進行で準備をする必要があります。

英検を出願時の英語力証明として使うには、学校によって差はあるものの、平均的には、2年制短期大学や専門学校の場合には2級取得が必要で、4年制大学では、準1級、1級の英語力が必要です。

英検の資格を海外留学の出願時に使用する場合は、受験後に一般的にもらう合否結果とは別途スコアレポート(有料2,200円)の発行手続きをする必要があります。詳しい手続き詳細は、公式ページのスコアレポート発行欄(https://www.eiken.or.jp/eiken/abroad/score_report/)をご覧ください。また、テスト結果は合格発行日から2年間有効です。

万が一、出願までにテスト結果が志望校の基準に満たない場合、各国に短期大学や専門学校から大学への編入制度があるので、エージェントや大学に事前に詳細を問い合わせて代替策を考えておきましょう。

4年制大学の大半は、必要条件として準1級、1級を設定しています。かなり、高いレベルの英語力が求められます。なるべく早く始めて何度か受験することと、代替策を考えておくことで、気持ちにも余裕が出てくるでしょう。

英検留学制度を活用しよう

英検留学の制度は、中高生を中心とした若者層の英検受験者に、「英検を取得して海外留学をしたい」とモチベーションにつなげた英語力の向上はもちろん、自己発見、異文化理解、グローバルな感覚などを身につけることを目的に作られました。

英検が英語力証明として使えることで、間違いなく日本人学生の海外留学のチャンスは広がりました。国内でも、高校受験や大学受験時に英検によって英語のテストが免除されることもあります。英検はいまや学生にとって、国内外で併用できる英語の資格です。

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