【最新版】プロが教えるTOEICのおすすめ問題集と参考書ランキング
TOEICのスコアアップを目指して、日々勉強に励んでいる人はもちろん、今度初めてTOEICを受けるための問題集を探している人まで、おすすめの問題集や参考書をランキングでご紹介します。
TOEICは英検のように級で区切られていないため、特に初心者の場合は、自分が一体どの問題集で勉強すればよいのか迷いがちですよね。とりあえず「TOEIC対策本」と書かれているものを買ってみたら、レベルが違いすぎて、すぐ本を閉じてしまった…という声も残念ながら聞くのです。
レベルに合わない問題集を使っていると、時間ばかり浪費して、効果が出にくいばかりか、やる気もそがれてしまいます。自分のレベルに合う問題集を使うのが、TOEICスコアアップへのカギ!
初心者だけでなく、上級者や、満点の990点を目指す人に使って欲しい問題集もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
TOEICを初めて受ける方に、おすすめの問題集ランキング
初めてTOEICを受ける人は、自分がどの程度のスコアであるか分かりませんよね。
英検とTOEICは問題形式も異なり、一概に比較することはできませんが、もし英検を受けたことがあるのなら、そこからだいたいのTOEICスコアを推し量ることができますよ。
英検準2級であれば、TOEIC500点程度、英検2級であればTOEIC 550~600点程度と考えておきましょう。
TOEICは600点までは、TOEIC対策本を使う前に、徹底的に基礎かためをすることをお勧めします。
英検を受けたことの無い人、英検準2級までを持っている人と、英検2級を持っている人に分けて、お勧めの問題集をご紹介します。
英検準2級程度である場合、試験対策としてTOEICの形式をざっと理解しておくことは大切ですが、
英語初心者である場合
英検を受けたことがない、また受けたことはあるけど3級まで…という場合には、英語初心者として、基礎固めから始めましょう。
単語が分からなければ、リーディングもリスニングもできませんので、まずは単語から確認しましょう。
おすすめランキング1位は、高校入試に対応した単語帳です。
中学英単語185 (高校入試ランク順 1)
このレベルの単語を完璧にしてしまいましょう。
スマホアプリも対応しているため、覚えた単語を定着させることもできます。
また、英文法も忘れている可能性があります。
中学校の英文法を復習し直して、基礎から積み上げていきましょう。
おすすめランキング2位はこのドリル。
Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル
持ち運びにはお勧めしませんが、自宅でしっかりと英文法をやり直すには最適なドリルです。
もやもやしていた部分もスッキリと理解することができるでしょう。
英検準2級で、初めてTOEICを受ける場合
英検準2級まで勉強していて、TOEICを受ける場合には、基礎的な単語はもちろん、中学英文法もある程度は理解できていると思います。
単語に関しては、TOEICに対応しつつ、抜けている単語を埋められるこちらがお勧めです。
おすすめランキング1位はこのドリル
究極の英単語SVL〈Vol.2〉中級の3000語
TOEICで良く出る単語も載っていて、例文も豊富です。
また、TOEICを初めて受ける人は、その形式にも慣れておきたいですよね。
こちらの模試形式の問題集がおすすめです。
おすすめランキング2位はこちら。
TOEIC 必勝ダブル模試
2回分が収録されています。解説が非常に丁寧なので、公式の模試問題集より、初心者はこちらでまずは腕試しをするとよいでしょう。
出題形式が分かるだけでなく、苦手な部分も浮き彫りにされると思います。
英検2級で、初めてTOEICを受ける場合
恐らくTOEIC600点前後の実力はあると考えられる、英検2級所持者は、英語の基礎力はできていると見越して、もう少し上のスコアを狙えるように問題集を選びましょう。
おすすめランキング1位はTOEICの単語帳としてお勧めなのは、「金フレ」という名前で有名なこの単語帳。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
600点レベル 助走の400語
730点レベル 加速の300語
860点レベル 飛躍の200語
990点レベル 頂点の100語
という4つのセクションに分かれているので、満点を目指すレベルまでずっと使い続けることができますよ。
まずは助走の400語がきちんと身についているか確認して、出来ているようであれば、730点レベルの単語に挑みましょう。
基礎的な文法はしっかり身についているはずですから、TOEICに対応した文法問題で勉強するのがお勧めです。おすすめランキング2位はこの問題集です。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
TOEIC Part5の対策はこの1冊をやりこめば、スコアアップが狙えますよ。
問題数も多く、模試セットも入っているためお得感満載です。
リスニングが不安…という人もいると思いますので、
おすすめランキング3位はとして、こちらをご紹介します。
新TOEIC TEST サラリーマン特急 満点リスニング
問題数はそれほど多くないですが、どのようにリスニングをしたらいいのかTipsが充実しています。
また、TOEIC公式問題集も解いておきましょう。
おすすめランキング4位
TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
さすが公式が出している問題集というだけあって、本番のTOEIC試験問題と同じクオリティです。
この問題集で、出題形式に慣れておきましょう。
実際に模試形式で解く際には、時間をはかって本番と同じ状況で行うようにしてください。リーディングは時間との闘いになります。
ゆっくりなら解ける、というのでは、本番では歯が立ちません。初めて受ける場合には、リーディングが最後まで解く時間がなくタイムアウト!という人が多いのです。
時間配分こそがポイントになりますから、タイマーをセットして行ってくださいね。
また、リスニングはついていけない部分や、時間が足りなくて次の問題の準備ができなかった部分をよくチェックしておきましょう。
問題を先読みすることで、うまく出来るようになりますよ。
どこが出来なかったのか、ついていけなかったのか、チェックしてその部分を攻略するようにしていきましょう!
TOEIC730点を目指す人にオススメの問題集
TOEIC730点を目指すとなると、初心者レベルはきちんとクリアして中級者といえますよね。
しかし、600点を超えて、730点の壁にぶち当たる…という声は非常に多いのです。
TOEIC対策をしっかり行って、ぜひ730点越えを目指しましょう。
そのために、まずは単語力の強化。こちらは、金のフレーズでよいでしょう。
おすすめランキング1位はこちら。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
600点レベルをこなしていれば、730点レベルを。もし、600点レベルを見て、怪しい単語があれば取り出して覚えなおしましょう。
リスニング対策には、速度を変えて練習するこちらがおすすめです。
おすすめランキング2位
TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1
TOEIC730点を目指すレベルだと、リスニングで聞きとれない部分がまだまだたくさんある状態だと思います。0.7倍、等倍、1.5倍、2倍、2.5倍の5段階で同じ英文をリスニングして、トレーニングしていきます。どんどん英語の耳になっていくのが実感できる問題集といえるでしょう。
2.5倍になると、何がなにやら?という状態になるのですが、これで勉強した後に公式問題集でリスニングを聞くと、あら不思議!あんなに速くて聞き取れないと思っていたリスニングが、ゆっくり聞こえてきます。
リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングといった練習方法を組み込みながら進んでいくことで、リスニング本来の実力も上げることができますよ。
600点を超えたあたりから使用するのがお勧めで、この段階でこなしておくことで、730点を超えて、さらにその上を目指す時にも、リスニングに不安はなくなるでしょう。
また、リーディングとしておすすめランキング3位
総合英語Evergreen
で勉強するのをおすすめします。これまでForestという英文法本がTOEICではバイブルのように扱われていましたが、このEvergreenはForestの後続本となっています。
なんとなく分かっているという状態から、説明ができるくらいの理解力に引き上げることが可能になる本です。しっかり取り組みましょう。
TOEIC860点を目指す人にオススメの問題集
TOEIC860点レベルは、公式でも「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」とされています。東大院生のTOEIC平均スコアは800点となっていますから、それよりも高いスコアですね。
800点まではなんとか辿り着けても、その先が…という人に多いのが、リーディングのスコアが伸び悩む、ということです。そこでおすすめなのが、この問題集です。
おすすめランキング1位!
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
パート5、6でつまずいている人は、ぜひ繰り返し勉強してください。
リーディングセクションは制限時間がタイトで、短時間で解かなければいけないため、この問題集でやり込みましょう。解説も非常に丁寧で分かりやすく、解き方のコツも分かりますよ。
また、リーディングを模試形式で何度も勉強するのもオススメです。
おすすめランキング2位!
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング
5回分入っているので、問題数も十分ですね。難易度も本番とほぼ変わらないと思います。
解説も丁寧ですが、基本的文法が分かっていないと、その解説の意味も理解できないことがありますから、730点を超えたあたりで使うことをお勧めしたい模試問題集です。
TOEIC990点を目指す人にオススメの問題集
TOEIC900点を超えて、満点である990点を目指す人におすすめの問題集はこちらです。
全問正解する新TOEIC TEST990点対策
その名の通り、全問正解をして満点を取るための問題集といえるでしょう。
そのため、難易度も非常に高いです。830点を超えてから取り掛かりましょう。その前に取りかかると、何問過ぎて心が折れてしまうかもしれません。
満点をとるためのポイントをセクションごとに説明してありますから、特に点数を落としていると感じるパート部分の穴を徹底的に埋めましょう。
問題数は多くありませんが、満点ポイントを抑えて、最後には模試で総まとめして本番に臨んではいかがでしょうか。この模試も難しめに作成されていますので、本番は余裕を持って受けることができますよ。
自分のレベルにあった問題集で、TOEICスコアアップを目指そう!
TOEICのレベルごとにオススメの問題集をご紹介しました。
初心者がいきなり、難易度の高い問題集に取り掛かっても効率が悪く、分からないだけで身につきません。英語学習は、「大は小を兼ねる」ということはなく、今自分にぴったりの問題集で勉強することで、着実にレベルを上げることができますよ。
ぜひ、自分にぴったりの問題集で、TOEICスコアアップを目指してくださいね。