TOEICスコア別に見る英検のレベル!対応表
TOEICはスコアで英語力を表しています。でも、英検では一体どの級に相当するの?と疑問を持っている人も多いでしょう。
今回は、英語の資格として有名な英検とTOEICの対応レベルについてご紹介します。
TOEICのスコアとは?
そもそもTOEICのスコアとはどう見ればよいのでしょうか?
最低点は10点、最高点、つまり満点は990点で、平均点はおおむね580点前後となっています。
TOEICの公式ページによれば、4つのランクに分けられていて、860点以上がAランク、730点から855点がBランク、470点から725点がCランク、そして220点から465点がDランクとされています。
級を取得するという考え方ではなく、スコアで英語力が今どのくらいなのか判定することになります。
TOEICと英検の違い
英検は3級、2級と級を取得する形で、合否がはっきりと出ます。しかし、TOEICはスコアで判定されるため、合否という考え方は存在しないのです。
また、英検は上の級になれば、2次試験があり、スピーキングテストがあります。TOEICではスピーキングに当たる項目はなく、リスニング・リーディングの2つのセクションしかありません。
このように、同じ英語の試験とはいえ2つの試験には違いも多く、一概に比較するのは難しいでしょう。
TOEICのスコアと英検の級を換算する
違いは多くあるにせよ、英語学習者の中には「どちらの試験も受けたことがある」という人も多くいます。
そうした人たちのデータから、ある程度、TOEICのスコアを英検の級に換算することができます。
TOEICスコアが370程度で英検3級
TOEICスコアが400程度で英検準2級
TOEICスコアが520程度で英検2級
TOEICスコアが710程度で英検準1級
TOEICスコアが950程度で英検1級
これは、あくまで一例となりますが、TOEICのスコアを持っていれば、だいたい英検ではこの程度の級を取得できるレベルにあると言えます。
新卒で就職活動をする際に、履歴書に書けるTOEICスコアは500点以上とされていますし、企業側が期待する基準も同様に500点以上となっています。そして、英検では英検準2級から2級程度が履歴書に書けるレベルと言えることから、TOEIC500点と英検準2級から2級程度は、おおむね整合性があるといえるでしょう。
TOEICと英検、うまく活用しよう
TOEICと英検の換算をご紹介しました。
この2つの試験は英語の試験として有名なもので、受験する人も多いでしょう。試験形式が異なるため比較するのは難しいものの、だいたいの換算が分かっていれば目安とすることができますね。
どちらかを受験するのもよいですし、両方受験するのもよいでしょう。
試験対策をし、学ぶことで英語能力を高めることができます。うまく活用して、ぜひ自分の英語力をアップさせてくださいね。