コラム

英語がわからない!そんなときにやるべき5つのこと

英語がわからない、そんな悩みを抱えている人は意外と多いようです。ビジネスシーンや町で歩いていて外国人に話しかけられると頭が真っ白になってしまう人も少なくありません。

中学生から英語を勉強してきているはずなので、落ち着いて復習すれば、必ず英語はわかるようになります。この記事では、英語がわからないというスランプに陥ってしまった場合にやるべき5つの事項をご説明します。

まずは何がわからないのかを理解しよう

英語が苦手という方の中には、具体的に読み書きはできるのだけれど、いざ外国人と話そうとすると言葉がでてこない、というように苦手分野をわかっている方もいれば、何がわからないかがわからないという状態で立ち止まってしまっている人もいます。

実は、英語学習を進める上では、前者のわからない分野が明確である人のほうが、何がわからないのかわからない人よりも、効率的に学ぶことが出来ます。前者の例でいえば、英会話に通う、外国人の友達を作るなどの方法により、スピーキング力を鍛えることができます。後者の場合は、自分で何がわからないのかを分析して理解することからはじめましょう。一口に英語がわからないといっても、文法が苦手なのか、ボキャブラリーが不足しているのか、原因はさまざまです。

自分で何がわからないのかがわからない場合は、中学生の問題集を本屋で買って解いてみると、何につまずいているかがわかります。英語は知識をつみあげていく文章なので、たとえば文法の自動詞・他動詞の使い分けがわかっていないとか、知らない単語が多いとか、問題集をといているうちに自然に判明します。

文法に問題がある場合は、問題集ではテーマごとに単元としてまとまっているので、わからない場所がよくわかりますね。社会人になってから中学生の問題集を解くなんて、と抵抗感があるかもしれませんが、多くの英語の達人は、実は日常コミュニケーションは中学レベルの単語力や構文さえ覚えていれば成立するといいます。

わからないことがあるときこそ、基本に立ち戻って、自分がわからなくなってしまった場所に戻ることで、英語のスランプを解消することができるのです。

わからない分野に立ち返って基礎から復習し直すことが大事!

英語がわからない、となった場合にまず一つ目にやることは、わからない場所の把握です。それでは、わからない場所が判明したら、具体的にはどのように解決すればよいでしょうか。端的にいうと、そのわからない分野に立ち返って基礎から復習し直すことが大事です。

文法がわからない!

わからない分野が文法の場合は、だいたい中学2年生くらいの文法でわからなくなっているという人が多いです。英語の勉強を始めたばかりのときは、HelloやGood nightなどの簡単な挨拶や、AppleやPencilのように身近にある物の名前を覚えたり、アルファベットのつづりを学んだり、ごく基本的なことを勉強するので、この段階でつまずく人はあまりいません。しかし、進級すると、動詞ひとつとっても、be動詞の文、三単現での動詞の変化、自動詞・他動詞、過去形、「have+pp」などの過去分詞など、どんどん複雑な動詞がでてきます。

また、WhatやWhereといった疑問文は、語順が逆転するなど、一定の英語のルールを把握した上で学習を進めていく必要があります。このルールのどれかでつまずいてしまうと、その後のバリエーションについての学習が進んでも、原則がわかっていないので頭に入りません。

そのため、わからない分野がでてきたら、そこをわかるまで丁寧に学んでから、次の単元に進んだほうがいいのです。

参考書などを読んでもわからない場合は、身近にいる英語の得意な人や、英会話教室の先生にピンポイントで質問してみると、わからない部分がすらっと解消する可能性もあります。質問する場合も、なんとなくわからないという丸投げの質問では、聞かれた相手も困ってしまいますので、この問題のここがわからないというように具体的な質問をすれば、ぐっと効率があがるはずです。

リスニングがわからない!

リスニングで外国人の話していることがわからない場合は、日本語でストーリーを知っている映画を英語でみて、そのあとスクリプトを見ながら台詞をノートに書き写していくのがおすすめです。インターネットで映画のスクリプトが公開されていることもありますし、英語の字幕で内容を確認してもいいでしょう。映画をと通して聞いていると、聞き取れる部分とわからない部分の両方があることがわかります。わからない部分のスクリプトを確認することで、聞き取れていなかった発音をこのように話すのかということがわかりますので、弱点克服につながります。

単語がわからない!

単語がわからないという場合は、ある程度暗記の単純作業をするほかありません。暗記方法にも、人によって覚えやすいコツや方法が違います。例えば、ネイティブの子供がはじめて身の回りにあるものの英単語を覚えるときに使う絵本を読むなどの視覚に訴える記憶方法や、単語帳を口に出してつぶやきながら覚えるという方法もあります。

手を動かしたほうが頭に入るという人は、ノートに単語を何度も書き写すということも有効な勉強方法です。

ある程度単語力がつくと、わからない単語があっても文脈から意味を推測できたりしますが、基本的な語彙力があまりにも不足していると、やはり英語の意味はわからなくなってしまいます。単語は、英語でも日本語でも言葉の土台になる部分ですので、中学生レベルの単語帳など、頻出の単語は問答無用で覚えきるように頑張りましょう。

勉強全般に言えることですが、わかる問題を何度も繰り返してもなかなか英語力は向上しませんので、わからない問題を集中して攻略する必要があります。先ず問題集を解いてみて、わからない問題や間違えた問題にしるしをつけてみましょう。そして、2回目はしるしをつけた問題だけを解きます。2度目も間違えたら、その問題はやはり理解できていないということですので、よく解説を読み込んだり、その単元について解説した別の書籍を読んだりして知識を深めましょう。

英会話ができない場合は?独学でもできる?

文法や単語は一通りわかっているけれど、どうしても英会話ができないという場合はどうすればよいでしょうか。克服方法としては練習相手を見つけることが解決策のひとつです。最近では、在日外国人と共通の趣味を通してSNSでつながることができたり、ランゲージエクスチェンジなどで互いに語学を教えあったりという方法もあります。また、オンライン英会話サービスも安価で利用できますので、英会話を習うということも一つの解決策です。

突然外国人と話すのはハードルが高いという場合は、アプリなどで英会話のパターンを独学でいくつか身につけてからチャレンジするという方法もあります。できれば相手がいたほうが、緊張感もあり身につくのが早いですが、段階的に独学からチャレンジしてもいいでしょう。

コツコツと学習を!

いかがでしたでしょうか?英語がわからなくなってしまったときには、以下のようなステップを踏み、疑問点を解消していきましょう。

まず何がわからないかを確認し、わからない点は基本に立ち戻って学習をします。自分に合った方法で単語数をふやし、間違えた問題は繰り返して解いていきます。英会話は実践が一番ですが、事前準備としてアプリなどの活用も効果的でしょう。

英語は必ずできるようになります。あきらめずに勉強を続けていくようにしましょう。

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