英検 1級 対策

英検1級に1発で合格するための対策をご紹介!

英検の1級の合格といえば誰もが「すごい!」とわかる日本で最高峰の英語資格試験。

「自分には無理かな……。」と思う方も多いと思います。

ですが、もしあなたが準1級に合格できるほどの英語力をすでにお持ちであれば、しっかり対策を立てることで一発合格も夢ではありません。

今回は英検1級を1発合格するための、効率的な勉強法について4つご紹介していきましょう。

対策その1:傾向の研究をトコトンやる

資格試験を受験するにあたって何より大切なのは試験の研究です。

「とにかく勉強しなければ」という気持ちで対策や計画がおろそかなまま取りかかってしまうと、勉強の効率が悪くなってしまいます。

そのため、まずは過去問をしっかり解いて、試験の研究をすることから始めましょう。

そして、自分の実力との開きを明確にすることが大切です。

その際は、単に合格点を超えたかどうかだけではなく、「解けなかった一問を解くためにはどのような知識が必要だったのか」まで念入りに研究することが大切です。

一番最初にするべきなのは、過去問の“マニア”になることなのです。

勉強計画は確かな研究に基づいた上で立てるべきであり、そのためにもどのような知識が自分にかけているのか把握することから始めましょう。

そして逆に充分理解している部分はどこなのかを、できるだけ細かく客観的に明確にしていきます。

「早く合格したい」という気持ちから、つい急いで問題集などに手をつけてしまいがちですが、1級はさすがに付け焼き刃な勉強で合格できるほど甘くありません。

まずあなた個人に合った勉強法というものが明確になるまで繰り返し過去問を解き続け、その傾向をしっかりと把握しましょう。

対策その2:数多くの対策を調べてみる

過去問をある程度しっかり解いて、英検1級マニアと呼べるほどのレベルまで上達したら、次は世間ではどのように英検1級対策を提案しているか調べます。

インターネットから書籍まで、さまざまな「1級対策」が世の中にはあふれています。

ただし、目に付いた方法をすぐに選んでしまうのは非常に危険です。

なぜなら1級に合格した人は、やはりそれぞれの個人的なクセなどをよく自覚した上での勉強計画を立てているからです。

そのため、それが必ずしもあなたに合っているとは限らないのです。

しかし確実なことは、数多くの選択肢をしっかりと調べたあとなら、そういったアドバイスは有益だということ。

他の方法を知れば、あなた独自の方法というものも思いつきやすくなると思います。

「この人はこうしているから、私はこの部分をアレンジしよう」など発想が湧いてきやすいのです。

対策その3:英単語は英語力のベース

1級で必要な語彙数は1万語。

ひとつ下のレベルの準1級は7500語です。

つまり、もしあなたが準1級合格レベルの英語力を持っていたとしても、大体2500語~4000語の新しい単語を覚えなければいけません。

単語は英語力の土台ですので、過去問研究と同時に進めていっても良いでしょう。

英検1級に挑戦するレベルの方であれば、効率的に単語を覚える方法は明確になっていると思います。そのやり方を同じように続けていきましょう。

対策その4:2次試験対策がキモ

英検1級を一発合格する上で一番の壁となるのは「2次試験の面接」です。

というのも、リスニング、リーディング、ライティングに関しては今までの英語学習の経験から慣れというものがあり、また適切な勉強法などもわかっているといえるからです。

何かしら英語のテストを受ける中でリーディングの勉強はしていますし、リスニングやライティングも同様でしょう。

しかしながらスピーキングに関しては、多くの方が経験があまりない分野です。

 一度ぐらい不合格になっても良いのであれば、一度体験して慣れる方法もありますが、「一発合格」を狙うのであれば、充分に準備が必要になります。

英検のスピーキングテストは少し特殊な試験形式ですので、事前に調べておくと良いでしょう。

現在では映像教材などが充実しており、二次試験対策をスムーズに行う方法もたくさん出ています。

まだ一次試験の合格が出ていない段階からでも、早めにその試験の流れなどを把握しておくことが大切といえるでしょう。

まとめ

以上、今回は一発で英検1級に合格するための重要な対策ポイントについてご紹介しました。

英検1級に挑戦しようと考えている方であれば、すでにかなりの英語力があると思います。

そのような方は、単語の覚え方といった基礎的な勉強法は特に変更する必要はありません。

重要なのは英検1級に合わせた研究です。それこそ2ヶ月ぐらいじっくり時間をかけて取り組む気持ちで臨みましょう。

過去問の研究をしていると前に進んでいない気がして、嫌気がさしてしまうかもしれませんが、意味のない勉強で自己満足に陥らないためにも、過去問研究を怠らないようにしましょう。

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