英会話 マンツーマン

英会話教室はマンツーマンとグループレッスンどちらがいい?

英会話教室に通う時に一番最初に迷うのは、「マンツーマンレッスン」と「グループレッスン」のどちらがいいのか? ということではないでしょうか。

英会話教室に通った人の声を聞くと、「英会話教室のおかげで、英語の実力がついた」という方もいれば、「なかなか結果に結びつかなかった」という声もあります。

それはもしかすると、自身に合ったタイプの教室に通わなかったせいかもしれません。

英会話教室の受講料は、決して安くはない金額です。

通うのであれば、確実に効果のある教室を選びたいですよね。

そのためには、あなたの性格や生活スタイルにマッチした英会話教室を選ぶことが重要です。

本記事では「マンツーマンレッスン」と「グループレッスン」それぞれのメリットとデメリット、あなたの成績と性格からどちらが向いているかご紹介します。

マンツーマンレッスンの特徴

マンツーマンレッスンは文字通り、講師とあなたが一対一で授業を進める形式です。

とはいえ、一口にマンツーマンレッスンといっても、現在では様々な種類があります。

例えばスクールに通って、そこで一対一の指導を受けるものや、自宅や外からオンラインを利用して一対一の授業を受けるものもあります。

マンツーマンレッスンの良い所

マンツーマンレッスンの良い所は、まず「積極的に授業に参加できる」ことです。

何しろ他に生徒がいないのですから、先生が質問をすれば答える人はあなただけです。自然とアウトプットする量が増えるため、授業内容が記憶にも残りやすいと言えるでしょう。

また、「疑問点をすぐ解消できる」という点もメリットです。

中学校や高校に通っていたとき、授業中に疑問が湧いても「少し簡単すぎる質問かもしれない」と、他の人の目を気にして質問ができなかったり、周囲の流れを気にして質問を後回しにしてしまったことはないでしょうか。

マンツーマンレッスンの良い所は、一対一のため恥ずかしがらずに気軽に質問ができることです。

分からない部分があればすぐに解消できるので、効率的に学習が進みます。

さらに「授業内容の自由度の高さ」もマンツーマンレッスンのメリットです。

周りのスケジュールに合わせる必要がないので、自身が苦手な部分に多くの時間を割くなど臨機応変に授業の内容を変えてもらえます。

マンツーマンレッスンの悪い所

マンツーマンレッスンで気を付けなければいけないことは、次にスクールに通うモチベーションが下がってしまいがちであることです。

他の受講者がいないので、休んでいる間に授業が進んでしまうことがなく、休む心理的なハードルがグループレッスンと比べると低いのです。そのため、続かなくなる人が多い傾向があります。

また、周囲と成長度を比較できないため、自分がしっかり成長しているのか客観的に判断できないこともデメリットになる場合があります。

「よく勉強したなぁ!」と自分では思っていても、周りの人は実はもっとやっていた、ということもありえます。もちろん、成長度には個人差がありますから、自身のペースで学習すれば良いのですが、周りの受講者に刺激をもらいながら学習することができない点は留意すべきでしょう。

グループレッスンの特徴

グループレッスンは、1人の講師に対して2名以上の生徒が同時にレッスンを受講する形式です。もちろんスクールによって、その人数はさまざま。

10~30名前後の大人数で行うスタイルもあれば、2~3名のタイプもあります。

グループレッスンの良い所

グループレッスンは「同じ目標を持った仲間と出会えること」が最大のメリット。

勉強は独学ではなかなかはかどりません。同じ目標を持っている仲間が一生懸命頑張っている姿を見れば、刺激となり、休みたい時でも踏ん張れるでしょう。

また、普段の人間関係を越え、普通なら出会えなかった職業の人とも知り合いになれる可能性があります。

その他の良い所としては、勉強が我流に偏り過ぎないところです。

常に同じぐらいのレベルの仲間と一緒に勉強をするので、自己満足をしてしまったり自分流のやり方で進んでしまうということは少なくなります。

「自分はこのジャンルが得意で、このジャンルが苦手だな」といったことを仲間達を見ながら客観的に把握できるため、勉強法も現実的なものを計画しやすいです。

また、これはあくまで傾向としてですが、グループレッスンの方が講師のレベルが高い傾向があります。

個別指導より集団指導を受け持った方が講師の収入も高くなるため、実力のある講師は集団指導を受け持つことが多いのです。

レベルの高い講師は、毎回入念に授業計画を立て、多くの生徒が飽きないように工夫した授業を行ってくれます。

また、講師側としても大勢の前では緊張感を持って、真剣に授業を行うと考えられます。

グループレッスンの悪い所

グループレッスンのデメリットは、発言回数が少なくなってしまうことです。

ぼーっとしていると、他の積極的な生徒がどんどん発言をしてしまい、一度も英語を話さずに授業が終わってしまうこともあります。

つまり、あまり授業に集中していなくても、そのままレッスンを終えられるのです。

英語力の向上にアウトプットは不可欠ですので、この点は特に気をつけておかないといけません。

油断すると、ただ惰性で通っているだけになってしまう恐れがあります。

あなたに向いているのはどっち?

それぞれのタイプのメリットとデメリットについてしっかり理解をした上で、では結局あなたはどちらが向いているか考えてみましょう。

マンツーマンレッスンが向いている人の成績や性格

マンツーマンレッスンの場合、どのような要望にも対応してもらえるのが最大のメリットです。

当然、英語の実力があまりない人でも基本的なところから教えてもらうことができます。

また、あまりニーズがない部分を徹底的に教えてほしいといった要望にも、柔軟に対応してもらえます。

その点から、英語の実力がまだ基礎レベルもあやふやな状態な人は、マンツーマンレッスンがぴったりだと言えるでしょう。TOEICで言えば400点台の人は個別指導の方が向いています。

それからアウトプットの量が足りていないと感じている人、特にスピーキングの実力を上げたいと考えている人は、マンツーマンレッスンが最適です。

性格面で言えば、人と競争するよりも協力することが好きな性格ならば、マンツーマンの方が向いています。

あまりガツガツしておらず、負けず嫌いでもない人は、気心の知れた先生と一定のペースを守りながら勉強を進めて行く形が効率的なのは間違いありません。

グループレッスンが向いている人の成績や性格

グループレッスンの場合は、少し油断するとなんの勉強もせず授業が終わってしまうこともあり得るので、ある程度成績が高い人が向いています。

TOEICでも平均点の580点以上は持っている方が向いているでしょう。

また、基礎的な部分はしっかり固まっていて、更なる向上を目指している人がグループレッスンは向いています。

性格面で言えば、やはり負けず嫌いの人が最適。仲間と一緒に学びながら競争心が煽られ、ここぞというところでは周りの生徒があなたを一段高みに持ち上げてくれることでしょう。

それから、多くの人の前で発表することにあまり抵抗がない人も向いています。

楽天的で自分自身のやり方で満足してしまいがちな人も集団の中に身を置くことによって、緊張感が維持できるのでおすすめです。

まとめ

以上、今回は英会話教室に通うにあたってグループレッスンとマンツーマンレッスンのどちらがいいのか、ということについてご紹介しました。

どちらのタイプにも一長一短があり、一概にどちらが良いとは決められません。

自身の性格や英語力ともよく照らし合わせながら自分に合った英会話教室を選んでみてください。

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