コラム

ハロウィン

皆様、こんにちは!ブログ担当です。

バンクーバーは非常に短い秋が終わり、冬の気候になりつつあります。雨期の始まりですね。

本日は10月31日、ハロウィンですね!日本でも近年広まりつつありますが、今回はハロウィンについてコラムをご用意しました!ルーツや北米でのハロウィンをより知ってもらえればと思っております。

ハロウィンについて

ハロウィンは古代ケルト人(現在のイギリスであるブリテン諸島に渡来した民族)の文明がルーツと言われており、1年の終わりが10月31日となっていました。この日は秋の終わり且つ冬の始まりとされており、死霊が家族のもとに訪れる日となっていました。同時に悪い魔女や精霊もやってくるのでその魔除けとして焚火を行っていました。

その後これに因んでカボチャ(カブを使っていた時代もありました)をくり抜き、中にろうそくを立てて「ジャックオランタン」として玄関前に置くことが始まりました。子供たちは仮装して玄関の明かりが点いている家に向かい、 「Trick or Treat」と唱えます。家庭ではカボチャでお菓子を作り、子供たちはもらったお菓子を持ち寄りパーティを開いたりします。お菓子をくれない家庭はいたずらをしても良いということになっており、そこでの攻防戦が繰り広げられるとも言われています。とてもほのぼのしたような光景ですね。これらは各家庭が近所の子供たちと接する機会ともなり、現在もコミュニケーションとして大切な役割を果たしています。

仮装する子供たち

ハロウィンを行事として行う国

ハロウィンは元々キリスト教の行事ではないので、実はヨーロッパでもかなり限られています。ルーツがブリテン諸島なので英語圏の国で広く行われています。

アメリカやオーストラリア、UNIVERSAL SPEAKINGの事務所があるカナダやフィリピンでは大切な行事で、10月31日はholidayとなっています。しかし、キリスト教学校の多いアメリカでは、「ハロウィンはキリスト教の行事ではないため、行わないように」という通達もあるんだとか。

デコレーションしたセブ事務所と仮装した子供たち

フィリピン事務所ではこのような飾り付けを行っています!

仮装

ハロウィンの仮装は上述の悪い魔女や精霊など、「おそろしい」というイメージのあるものが中心となっていました。しかし、アニメや漫画、映画などメディアの影響があり、「おそろしい」という概念にとらわれないような仮装を見かける様になりました。

子供たちが家を回る行事でありましたが、近年はパーティのような感覚で行うところもあるため、大人用の衣装も多く販売されています。バンクーバーではダウンタウンにも多くの衣装が販売されている他、Walmartなどの大手スーパーでも見つけることができます。メイクもかなり入念に行う人もおり、クオリティの高さがうかがえます。

Halloween Parade

この写真はバンクーバーハロウィンパレードのものです。様々なキャラクターがいますね。

まとめ

ハロウィンについて新しく知っていただけましたでしょうか?

キリスト教のパーティとして考えている人も多いかと思いますが、実はキリスト教と全く関係ない深い文化の行事ということを知らなかった方も多いのではないのでしょうか。

そもそも日本とは無縁の行事で、名前こそ知られてはいましたがそれほど浸透していませんでした。しかし、21世紀に入ってから知名度は急激に上がり、10月31日にはハロウィンに絡めてイベントを行うところも増えましたね。

1年に1度とは言え、あまり羽目を外しすぎないで楽しみましょう。渋谷ではモラルの低い行動が問題にもなっていますが、絶対に周りに迷惑を掛けないようにホームパーティーの感覚で楽しみましょう!

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