コラム

英語学習者必見!通勤におすすめな勉強法とアプリを解説| オンライン英会話 – Universal Speaking(ユニバーサルスピーキング) Millem先生編

通勤時間にこそ捗る勉強法

 通勤時間を利用して英語がペラペラになれたら!通勤時間は通常無駄に過ごしてしまうこともある時間帯であり、それを利用して何かを達成できたらお得感があることに間違いはない。勿論最も重要なのは達成しようという意欲であり、その意欲があれば30分の通勤でも自宅のソファの上なら60分かかるタスクをこなすことができたりする。

 現実的には通勤時間だけで英会話を習得するのは難しいかもしれないが、継続すれば伸びることも間違いはない。肝心なのは、通勤時間を利用して如何に効果的に英会話を勉強するかということになる。そこで、ここではスマートフォン用のアプリを使って、効果的な学習法について考えてみたい。

 まず前もって言っておきたいのは、何事でもそうだが、基礎の大切さは強調し過ぎることができないほどだということだ。基礎ができていれば応用問題などやる必要はない!と言っても過言ではない。なぜなら基礎ができていれば、実際に英語を話す場に出くわした時、自分で即座に基礎を応用して話せるハズだからだ。特に時間が限られている場合、応用問題で立ち往生して時間を無駄にするより、基礎に集中することをお勧めする。

電車通勤時間別におすすめな勉強法とそのアプリ

 電車通勤中のアプリを使っての英会話学習は、両手でスマートフォンを操作できるという利点がある。ただし周囲の人に迷惑にならないよう、当然ながらイヤホンやヘッドセットを使用しよう。

 ここではFlipOut社の「英会話フレーズ」という無料アプリを紹介したい。1600ものフレーズがあるので、これだけマスターすればかなりの英会話が可能になることは請け合いだ。またフレーズを暗記しても応用にはつながらないのでは?と思われる方もいるかもしれないが、そうではない。なぜならフレーズとして選ばれている文は基本的な文であり、しばしば慣用句となっており、多くの場面でそのまま利用できる。または文法的に非常に単純なもので、単語を入れ替えるだけで応用できたりするからだ。以下、このアプリを「通勤中に」使用する方法を検討したい。

通勤時間60分の場合

 まずはインストールし、例として「旅行(全470フレーズ)」>「ビューティー(全45フレーズ)」>「エステ・マッサージ その1」の順にクリックしてみよう。クイズ形式になっており、「女性のセラピストをお願いします。」との日本語が現れ、英訳できるか

が問われる。クイズを楽しむために英訳に挑戦するのもいいが、できる、できないに関わらず、次のページに進もう。すると「I would like a female therapist.」との解答が現れる。この文を注意深く研究しよう。文法的に比較的易しいので問題はないと思われるが、わからない単語があれば調べ、文を完全に理解するように努める。

 その後スピーカーのアイコンをタップし、現場を想像しながら、何度か聞き、小声でリピートしてみよう。この時点で大切なのは、現場を想像するということだ。英語を日本語に直して理解するのではなく、英語をイメージに直して理解するのである。以上の方法でどんどんと次のフレーズに進もう。

 この学習を60分続けるのは容易なことではないので、30分間やってみよう。残りの30分にお勧めなのが次である。

 「ビューティー」の画面まで戻ると、上部に「フレーズ聞き流し」との表示がある。これをタップすると、「フレーズ聞き流し」の画面に移動し、初めの30分に学習したフレーズを含む、ビューティーの全47フレーズを聞くことができる。初めは数回聞き流し、その後各フレーズをリピートしてみよう。各文の

間には十分リピートできる時間が設けられている。ここでも重要なのは、いずれの場合も、現場を想像しながら聞き、話すことだ。この「フレーズ聞き流し」の画面には各フレーズが英語で表示されており、その日本語訳も表示されている。聞いたり、リピートしたりしながら英語を見るのはいいが、日本語訳を見るのは極力さけるべきだ。英語をイメージに直して理解することの重要性も強調し切れない。このために初めの30分に各文をよく研究することをお勧めしたわけだ。

 さらにこの「フレーズ聞き流し」を利用してのリピートを、これでもかというほど何度も続けてみよう。まずは30分続ければ効果的だろう。基礎を修めるためである。

 通勤時間60分の場合、往復120分で、以上を週5日繰り返せば、上達は必至だ!

通勤時間30分の場合

 この場合は往復60分なので、以上説明した方法の初めの30分を往路に当て、次の30分を復路に当てよう。

通勤時間15分の場合

 この場合は往復30分なので、上記の「30分+30分」のパターンを「15分+15分」にすればよいだろう。

車通勤・徒歩通勤におすすめな勉強法とそのアプリ

 車運転中や徒歩中に英会話の勉強をするとなると、聞いて、リピートすることが中心にならざるを得ない。上記の方法の基本は、自分が文法的に理解している文を、聞いて、リピートすることなので、この文を理解するという作業は事前に自宅でやるしかない。音声で文法も説明してしまうというアプリもあるかもしれないが、車の運転中にそちらに集中することはお勧めできない。

 というわけで、上記の初めの30分の作業は自宅で事前に行い、次の30分の作業を車通勤中や徒歩通勤中にこなそう。

 ただこの場合は、ここで紹介したアプリ「英会話フレーズ」の他にも、選択肢が増える。アプリである必要もない。要するに、フレーズをまず文法的に学習することができ、学んだフレーズの聞き流しを提供するものならCDでもMP3でもポッドキャストでも何でもよく、デバイスを車内に持ち込んだり、徒歩中のバックに入れたりしておけばいいのだ。有料でもいいという場合は、選択肢はさらに増える。最高にお勧めなのは、文を研究する際に、イラスト、画像、さらに映像なども付いているものである。現場の想像を助けるためである。

学んだ英語は実際に話してみよう

 最後に大切なことをまとめてみよう。最初に述べたが、継続がまず大切である。これには無理な計画を立てないことが肝心。週5日の通勤であれば、少なくとも4日間はやる、というような計画を立てよう。すると木曜日、今日はどうしても睡眠不足なので、明日がある!と電車の中で眠ることもできる。金曜日、今日さえ頑張れば今週の目標が達成されるので、やってしまおう!というようなモチベーションも沸くことだろう。

 次に基礎に集中すること。以上、説明した作業はかなり単純であり、通勤中には最適なばかりか、基礎に特化している。

 そして聞いたり、リピートしたりする際は、必ず現場を想像し、日本語とは無縁に学習することである。この意味で、実は英会話の勉強中、和文英訳はお勧めできない。和文を英訳し、実際に英語が覚わっているのかを確認したいと思うのは山々だが、敢えて避けることをお勧めする。そしてその時間をリピートに費やした方が、英会話は必ず速く上達する。同じように、単語の丸覚えは最悪だ。以上、教材選択などに参考にして頂きたい。

 そして学んだ基礎を応用するには、実際にフレーズを使ってみることであり、そのためにUniversal Speakingが存在している。

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