コラム

英検2級ってどれくらい難しいの?受けるべき?

英検2級が実際にどれくらい難しいのかご存知ですか?

客観的基準としては「高校生が受ける級」と言われている英検2級ですが、具体的に必要な単語力や、どのような対策を練っていけばよいのでしょうか?その点をしっかり把握した上で、効率的な勉強計画を立てていきましょう。

英検2級の難しさについて

日本英語検定協会は「高校卒業程度」のレベルと言っている英検2級ですが、具体的にどれくらいの難しいのでしょう。

英検2級の合格率は

英検2級の合格率は大体30%ほどと言われており、あまり多くありません。しかし逆に言えば、難しいがゆえに合格した暁には貴重な人材となり、就職でも有利に働くこと間違いありません。

合格すれば、社会生活で必要な英語をきちんと理解していると言えるレベル。したがって海外に行っても日常会話程度なら困らない英語力でしょう。

そして文法については、英検2級まで行けば英語で使われている文法項目はほぼすべて網羅していると考えてよいです。つまり後は日常で使う言い回しや単語などの細かい知識をどんどん増やしていけばよい状態になるのです。

どれくらいの単語力が必要なのか

大学入試で必要な単語量と考えれば、つまり大体4,000語~6,000語くらいとなります。

参考:大学入試の基礎知識│大学受験の塾・予備校 東進

http://www.toshin.com/parents/1_5.php

ちなみに一つ下の「準2級」は2,800語程度と言われます。大体1,000語~1,500語多くなっているということがわかります。

具体的には「allow」「provide」「recommend」「consumer」「pollution」「ancient」「industrial」「likely」「immediately」「therefore」辺りが2級レベル。

あなたはいくつくらいわかりますか?この10個のうち2個以上分からないものがあるならば、まだ英検2級のレベルに単語力が到達していないと考えられます。

英検2級の対策

では英検2級の対策として、1次試験のリーディング、リスニング、ライティング対策をご紹介します。

リーディングの対策

英検2級で必要なのは、なによりも英語を速く読める力です。ただ読めるだけでは時間が足りなくなることは間違いありません。素早く英文を理解し内容理解できるようにならなければいけませんので、時間制限についてもしっかり意識して計画を練っていくようにしましょう。

リスニングの対策

リスニングも2級はかなり問題が長いので、スピードが重要になってきます。普段から、しっかり聞ければ理解できるというところで満足せず、余裕を持って答えられるところまで繰り返すようにしましょう。一文にこだわって次の問題やその次の問題などにも悪い影響など及ぼしていると、あっという間に点数が取れなくなるような構成になっています。

ライティングの対策

ライティングは2016年から英検2級に導入されました。「インターネットで買い物をすることについて将来はどうなると思うか?」といった社会的なことについて意見と理由を英語で書きます。「意見を言う」というと少し難しそうですが、実は「自分が使える表現だけを、使える」のでむしろ簡単です。「so~that」や「makeを使った第5文型」など使い回しがしやすい武器を増やし、本当にあなたが思っていることというよりも、覚えている表現だけを使って英文を完成させるようにしていくのがコツです。

上級者の登竜門!

英検2級は大学入試ぐらいの英語力が必要です。今のあなたのレベルにもよりますが、たとえ英検2級レベルの知識が身に付いていても英検特有の試験形式に慣れるために2週間は必要です。もし単語の知識などがまだ2級に到達していない人は、2~3ヶ月は時間を取って対策を練っていきましょう。 なによりもまずはしっかりと過去問を解いてみて、その傾向をしっかり理解することが第一歩。その上であなたに合った目標を立てれば効率的な計画が見えてくるはずです。

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