英会話勉強法

英語の道案内ってどうするの?実はとっても簡単なんです

最近は、道を歩いていても以前に比べ外国人を見かける機会が多くなったと思いませんか?外国人観光客がガイドブックやスマホを片手に、何か探しながら歩いている場面を見ることもありますよね。

何か困っているのであれば、手助けしたいと思っても、どうやって声をかければよいのか、結局英語が出て来なくて道案内できなかったら…と思うと、勇気が出ない人も多いのでは?

今回は、英語での道案内のポイントをご紹介します。

英語で道案内、まずどうやって声をかけるか

道でガイドブック片手に立ち止まって、何か探している人を見かけたとします。

どうやって声をかけますか?

Excuse me?

と声をかけるのもよいでしょう。

でも、おすすめは

Do you need any help?

何か助けが必要ですか?

です。

これは便利なフレーズなので、覚えておくといいですよ。

道に迷っている人はもちろん、助けを求めている人に万能です。しかも通りすがりでも、知り合いにでも使うことができます。

何を求めているか聞き取るコツ

英語と日本語の違いは、語順にあります。

日本語は、求めていることが最後の方に出てくることがほとんど。

例えば

銀閣寺はどこですか?

であれば、「銀閣寺」という固有名詞は分かりやすいように、ゆっくりハッキリと発音し、「どこですか」は自然と話しますよね。

では英語はどうでしょうか。

Where is Ginkaku-ji?

Ginkaku-jiは、伝えたい言葉としてゆっくりハッキリと発音するにしても、Where isは定型文ですからさらっと流れるように発音する人がほとんどです。

日本語で普段生活している人には、文の後ろを注意深く聞き取るクセがついているので、文頭のWhere isを聞き逃してしまいがちなのです。

英語のリスニングが苦手、難しいと感じる人は、文頭を聞き取るクセをつけることから始めると聞き取りやすくなりますよ。

Where is

が聞き取れれば、場所が知りたいことが分かりますよね。

また、急にWhere is~と聞くのではなく、Do you know~で聞いてくる人もいます。

Do you know where Ginkaku-ji is?

銀閣寺がどこか分かりますか?

このように、文頭のパターンをいくつか知っておくだけで、聞き取りが楽になり、返答もしやすくなります。

覚えておきたい文頭パターンをご紹介します。

How can I get to/ How do I get to

How can I get to Ginkaku-ji?

How do I get to Ginkaku-ji?

銀閣寺へは、どのように行けばよいですか?

これは、行く方法を聞かれています。

How can I get to やHow do I get to~で聞かれることが多いので覚えておきましょう。

I’m looking for

「探しています」という英語でお決まりの「I’m looking for」ですが、前置き無しに、このフレーズで聞かれることもあります。

I’m looking for Ginkaku-ji.

銀閣寺を探しています。

疑問文を予想していると、面食らってしまうことがありますが、これも自然なフレーズです。

Could you tell me/ Can you tell me

教えてくれませんか?というフレーズとしてよく使われるのがCould you tell meやCan you tell meです。相手は丁寧に聞いてきていますよ。

Could you tell me how I can get to Ginkaku-ji?

Can you tell me how I can get to Ginkaku-ji?

銀閣寺へはどのように行けばよいか、教えてくれませんか?

このフレーズから始まると、文が長くなることが多く、英語初心者はハラハラして聞き取ることが多いでしょう。

ただ、このCould you tell meから始まったら、このフレーズが終わってからを注意深く聞き取るのがコツです。

教えて欲しいことがあるのだな、と前置きとして聞いて、次に来るフレーズに備えましょう。

英語で道案内をする

相手の知りたいことを把握できたら、どのように英語で道案内したらよいのでしょうか。

目的地が見えている場合

相手の目的地が目前で、目視できる状況であれば指さしをしながら説明できますね。

たとえば、コンビニエンスの隣にあるのであれば、指をさしながら案内できます。

It’s next to convenience store.

コンビニの隣にあります。

目的地の場所を伝えるのに覚えておきたい単語

隣であればnext toですが、その他に覚えておきたい単語をご紹介します。

opposite 向かい 

between 間

near 近く

around だいたい

across from はさんで

目的地に歩いていける場合

目的地が見えてはいないけど、近くで歩いていける場合には、どのように行けばよいか英語で案内することになります。

難しい、と思ったら、スマホの地図アプリを開いて、指さしするのもおすすめですよ。

英語で使えるフレーズとしては、

Go straight this street.

まっすぐ行ってください。

Turn right at the traffic light.

信号を右に曲がってください。

などが使えますね。

行き方を伝えるのに覚えておきたい単語

go straight まっすぐ行く

turn right 右に曲がる

turn left 左に曲がる

cross 反対側へ行く

traffic light 信号機

intersection 交差点

~street 通り ※昭和通りであれば、 showa street

stairs 階段

corner 曲がり角

crossing 横断歩道

一緒に行ける場合

相手の目的地と、自分の目的地が近い場合や、途中にある場合には、一緒に行くことで簡単に案内することができます。

その場合、このように伝えるのがおすすめです。

Shall I go with you?

Let’s go together.

一緒に行きましょうか。

このフレーズを軸にして、その場に合わせて、次のフレーズを組み合わせてください。

I’m going in the same direction.

私も同じ方向に行きます。

相手にしてみれば、わざわざ連れていってもらうのは申し訳ない、という気分になることがありますから、理由を添えるとよいですね。

目的地が遠い場合

目的地が遠い場合には、まず距離感を伝えるのがおすすめです。

It takes about 30 minutes on foot.

徒歩だと30分くらいです。

It’s too far from here.

ここから、かなり遠いです。

徒歩ではなく、電車やバス、タクシーを進める方法もあります。

would be betterが万能に使えますので、覚えておいてください。

使い方は

Taxi would be better.

タクシーの方がよいでしょう。

と使えます。

電車(train)、地下鉄(subway)、バス(bus)など組み合わせて使えますよ。

相手の返答次第によって、電車や地下鉄の駅や、バス停などを案内できますね。

目的地が分からない場合

相手の目的地が分からない場合や、今いる場所に詳しくない場合には、残念ですが道案内を断らなければいけません。

Sorryから始めて、次のフレーズで道案内ができないことや、その理由を伝えましょう。

I don’t know that spot. その場所が分かりません

I’m not from here. この場所に詳しくありません。

I’m in a hurry. 急いでいます。

Please ask someone else. 他の人に聞いてください。

また、分からない場所でも手助けしたい場合には、ネットで調べて答えたい場合には以下のフレーズも使えます。

Let me search it. 検索させてください。

I’ll google it. グーグルで検索します。

別れ際に気持ち良く使えるフレーズ

せっかく日本に旅行に来た観光客には、気持ちよく旅行を楽しんでほしいですよね。

道案内が出来たら、別れ際に笑顔で言いたいフレーズをご紹介します。

Have a good time! 楽しい時間を!

Have a nice trip! 良い旅を!

Have fun! 楽しんで!

Enjoy! 楽しんで!

goodbyeだけでは寂しい感じですから、こういったフレーズをちょっと覚えておくだけで、印象がワンランクアップできますよ。

英語で道案内。使えるフレーズを増やして行動しよう!

英語で道案内するコツや、使えるフレーズをご紹介しました。

困っている人がいたら、助けたいと思っても、いざ、なんと英語で話しかければいいのか分からないという人は多いものです。

必ずしもたくさんのフレーズを一度に覚える必要はありません。

自分の馴染みのある単語が含まれているフレーズや、こういう場面に接することが多いと思われる時に使えるフレーズから覚えて、いつでも自由に口から出てくるように練習しましょう。

知らない単語ばかり出てくるフレーズというのは、覚えにくいものです。中学校で習うような単語でも、十分道案内をすることができます。馴染みのあるフレーズからチャレンジして、ぜひ英語で道案内をしてくださいね。

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