通勤時間の隙間に簡単英語勉強!おすすめの方法をご紹介
通勤中の隙間時間をうまく活用できていますか?
通勤時間は英語力をアップさせるとても大切な時間。「話す」「聞く」と言った実践的な英語力も十分身につけることができます。今回は、具体的にどのように通勤時間に英語の勉強をすれば良いかということについてご紹介します。
通勤時間と英語学習時間の関係
実は通勤時間に勉強をしていると、2~3年で英語の習得ができます。そのことについてまずご説明していきましょう。
通勤にかけている時間はどれくらいか?
インターネット調査会社が、関東や関西に住んでいる社会人や学生に、通勤や通学時間の調査を行っています。それによると多くの人が「片道1時間以上かけている」そうです。東京に勤務している人は55%が通勤通学に1時間以上がかかっています。
往復で考えると2時間近く。大体通勤している日数は1年間250日ですので、実に1年で483時間を通勤に使っています。1年で、およそ20日以上の時間を電車で過ごしているのです。
英語習得に必要な時間は3000時間
一方で、米国国務省の機関FSIの調査によれば、日本人の英語習得にかかる時間は「3,000時間」と言われています。中学高校までの6年間で1,500時間が使われていますので、英語習得のためには学校で勉強した以外に、あと1,500時間が必要です。
通勤時間は1年あたり480時間でしたので、1,500時間には、およそ3年強。たったこれだけ継続して勉強を続ければ英語は理論上習得できるのです。ちりも積もれば山となる。わずかに見える通勤時間でも、効率的な勉強方法を取り組んでいけば、英語力を身につけるのも夢ではありません。
通勤時間にできる効率的な勉強方法
では通勤時間におすすめの勉強法について3つご紹介していきましょう。
その1:スタディサプリイングリッシュを使う
コストパフォーマンスが抜群に良い勉強方法が「スタディサプリイングリッシュ」です。これは英語学習のオンラインサービスです。内容がしっかり充実しており、パソコンやスマホを使えばどこでも英語学習ができます。それでいて受講料はたったの月額980円です。
その2:「瞬間英作文」を利用する
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CDBOOK)」という本も、通勤中の英語の勉強におすすめの教材。ベストセラーになったのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは「日本語を瞬時に英語する」というコンセプトの本です。日本語をどんどん英語に変換させていく癖を付けることによって、「英語脳」を作るのです。
まずはこの本を熟読し、瞬間英作文を行っていく方法をよく理解したら、早速通勤中目に入ったものや、感じたことをすぐに英語に変換していきましょう。電車の中でも、駅のホームでも、トイレの中でも時間さえあればどんどん英文を頭の中で作っていくようにしていくことで、瞬間的に英語にする訓練を繰り返します。
その3:Podcastや動画を視聴する
通勤時間はスタディサプリと瞬間英作文の2つを使っていけば良いですが、同じことの繰り返しで疲れた時などは、生きた英語に触れることもおすすめです。新しい刺激にもなりますし、自分の学力が向上していることにも気付けて、学習のモチベーションアップにつながります。
一番のおすすめは『TED』。ビジネスや経済界の著名人の人がプレゼンを行っている動画です。そのためその内容は仕事に活かすこともできますし、英語のスクリプトも簡単に確認できるので、リスニングができているかどうかすぐにわかります。
それから『CNN10』もおすすめです。アメリカの高校生向けのニュース番組で、ちょうど我々日本人が英語の勉強をする教材としても最適なレベル。コンテンツ内容に面白いものが多く、一回の再生時間も10分と短いので、電車内で聴くにはちょうどぴったりです。
朝の頭のウォーミングアップにも最適
今回は、通勤時間を活かして英語力をアップさせる方法についてご紹介してきました。
朝に英語の勉強をすることは、英語力を付けるだけではなく、ほどよい頭の体操にもなります。朝一番からエンジン全開で働くためにも、是非とも通勤中の英語勉強を取り入れてみてはいかがでしょうか?