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TOEIC満点者が教えるおすすめ勉強法5選

TOEICは近年就活で英語力を図るツールとしても利用されており、TOEIC満点を取れば就職や転職などに有利であることはいうまでもありません。今回はそんなTOEIC満点を目指す方のために、TOEIC満点者がおすすめする勉強法について5つ紹介します。

1. ひたすら問題を解く

「短期間でTOEIC満点をとる」方法はありません。満点となると英語力の向上は元より、TOEICの問題に慣れることがどうしても必要になってきます。慣れるというよりは飽きるくらいの状況にしておかなければTOEIC満点は難しいでしょう。

長い海外生活経験や、日常的に英語圏の人とコミュニケーションを取っているなど特殊な環境にいないTOEIC満点者の場合、大体1万問程度は問題を解いています。ここでいう「1万問」はいわゆる「小問」(例えば長文だと2〜5問のカウント)ですが、それでも相当の問題数です。それくらい解いて「問題に慣れる」ことが必要となり、これほど解けば相当量のTOEICテスト対策が可能です。

勉強時間は解くスピードにもよりますが、平均1問1分として10,000分=167時間程度となります。1日1時間解いたら5ヶ月〜6ヶ月程度です。ただし、実際にはこれに復習の時間も必要になりますので、この1.5倍くらいの勉強時間は確保しておく必要があります。

復習については方法より「考え方」が重要です。間違えた問題はもちろんですが「曖昧なままたまたま正解した」問題もかならず復習します。「次は絶対に間違えない」といえる段階になるまでしっかり復習することが重要です。

2. リスニングは問題を解く以外では聴く+スクリプト黙読

続いて、リスニングについての勉強法です。

前提として、「リスニング問題を解く」ということを毎日行います。その際、各PARTをまんべんなく解くということを徹底していきましょう。本当は全てのPARTを毎日触れるのが理想ですが、時間的に難しい方も多いと思いますので、その場合はせめてバランスよく解いていきます。

それだけではなかなか耳が慣れず満点には近づけないという方も多いでしょう。その場合にプラスアルファでおすすめしたいのは「音声を聴きながら黙読」というのを日常的に行うことです。できれば勉強時間だけでなく、移動時間などにも実施するのが望ましいです。「黙読」であればイヤフォンがあればどこでもできるので、効果はありますができる場所が限られるシャドウイングなどより、こちらの方がむしろおすすめです。

3. 本番より・目標よりハードルを上げて解く

だいたい700点くらいは取れそうという状況になった場合は、あえて少しハードルを上げて問題を解いていくこともトライしましょう。TOEICはかなりの熟練者・高得点獲得者でも、時間はほぼ余らないという方も多いほど「問題量に対して時間が短い」テストです。どうしても本番は慎重になることで「模試や練習問題なら間に合うのに本番は時間切れになる」という方は多いです。

こうした状況に対する対策としては、普段はハードルを上げて取り組むのがベストな解決策です。どれくらいハードルを上げるかは人それぞれですが、リスニングで1.2倍速程度の速度に上げて聴きましょう(PCや一部ポータブルプレーヤーでは可能です)。また、リーディングについては、通しで解く場合は目標35〜40分程度(本番は45分)、練習問題などの場合は目標時間の80%の時間で解くことを目指します。練習問題を購入する場合は「制限時間・目標時間付き」の問題集を購入することもあわせておすすめします。

4. 時間配分を確定させてしまう

さて次のポイントは一見テクニックのように見えてしまいますが、実は勉強をする上でも大事なポイントとなる「時間配分」です。TOEIC高得点者に取ってとにかくネックとなるのが時間です。さきほどはハードルを上げるという勉強法を紹介しましたが、そもそも自分なりの制限時間を細かく決めてしまうというのも同時に実施することをおすすめします。リスニングについては勝手に問題が進行していきますので、ここでのトピックはリーディングです。

さて、リーディングの時間の75分ですが、まず各パートの時間目安はPart4が12分、Part5が8分のトータル20分というところです。小さい問題一問につき30秒が目安です。残りの55分がPart7ですが、Part7は問題数が多く長いので、より細かく時間配分を分けましょう。

まずシングルパッセージ問題ですが、実は近年はここが難化傾向にあり、逆にダブルパッセージ以降が易化傾向にあります。従って何としても最後まで到達したいものです。そのようなシングルパッセージは25分程度が目安です。大体一問1分程度となります。次に残りの問題約小問にして25問程度を残りの時間で解きます。ここまでの時間配分ができていれば残り時間は30分となりますので、1問1分強使えます。これでだいぶ楽になり、最後まで到達する道も開けることかと思います。

このように時間を決めてしまって、あとはこの時間内を最低限の目標とし、できればその80%の時間で解けるように徹底して問題集に取り組んでいきましょう。

5. 勉強用アプリを活用してゲーム感覚で解く

TOEIC満点保有者でも意外におすすめする人が多いのがゲーム・クイズタイプの英語対策アプリの活用です。こうしたアプリは先ほどのリスニング対策同様いつでもどこでも取り組むことが可能なので、スマホで勉強なんて邪道などと言わずにとりいれていくことをおすすめします。

アプリのタイプは多様にあり、それぞれ合ったものを利用していけばいいですが、TOEIC満点取得者の中では「Iknow!」というアプリが、英単語の習得において視覚的で効率的に英単語を覚えられるという意見が多く見られます。

また、TOEIC公式アプリの「TOEC upgrader」も人気です。こちらはリスニング・リーディングの多様な問題が収録されていて、かつ基本利用料は無料です。扱いやすく、かつ全方位的に対策することができるアプリです。

おすすめ勉強法を実行してTOEIC満点を!

TOEIC満点は一朝一夕で達成できるものではなく、多かれ少なかれ地道な取り組みが必要です。ここに紹介したような5つのおすすめ勉強法を実践しながら、完璧な結果を目指していきましょう。

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