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TOEICの高得点を目指すための時間配分とは!?

TOEIC中〜高得点獲得者にとって大きなネックとなるのは「時間配分」です。TOEICはもともとかなり時間がギリギリになるように作られていて、「余裕で終わる」という人は高得点者でもなかなかいません。一方で、もちろん時間が足りない事態は防いで、最後まで到達するのがTOEIC攻略のポイントでもありますので、今回はTOEICの時間配分についてスポットを当ててみます。

時間不足は仕方ないが極力最後まで解きたい

まず時間が足りないこと=「英語力が劣っている」ことにはなりません。むしろ「ある程度時間をかければ解ける」レベルの中〜上級者が時間不足に陥りやすい傾向にあります。800点以上を取得している方でも時間が足りないという場合もあります。TOEICでの時間不足はそこまで恥ずかしがることはありません。

しかし極力最後まで解き切ることがさらなる点数UPのコツであることも事実です。なぜならば近年では、TOEICリーディングの最後に待ち構えるダブル・パッセージ、トリプル・パッセージ問題の易化と、シングル・パッセージの難化が進んでいるからです。難易度的には、シングル・パッセージはしっかり解けるなら、後半の問題も充分手につくレベルであることが多いのです。つまり、時間切れでこれらの問題を逃すのはみすみす簡単な問題での得点を落としていることになります。従って、やはり問題は最後まで解き切ることを徹底したいところです。

最後まで問題を解き切るリーディングの時間

問題を最後まで解き切る上では、リーディングの時間割を確定させてしまうことが効果的です。この時間をオーバーするなら必ず飛ばすとルール付けすることが望ましいです。そうするとネックになるのは、それぞれの問題の時間配分ですが、それをこの章で説明します。

重要なのは、Part7にいかに時間を残すかということです。Part5、Part6は悩んで点数に結びつくことが少ない部分ですので、このあたりは思い切って進めていきます。

その中でも最も時間をかけないで進めたいのがPart5で、ここは文法がわからなかったらどうしようもないので、1問25秒弱、といっても測りづらいので2分5問ペースで進めます。30問あるので、12分でPart5が終わります。

つづいてPart6は16問あります。微妙に読み込みの要素もあるここのスピード感は意外と大切なのですが、8分程度で終える、つまり1問30秒程度で片付けるのが理想です。これでPart5、Part6合わせて20分になります。

つづいてPart7は、以前はシングル・パッセージを素早く、ダブル・パッセージ以降をじっくり解くのが鉄則でしたが、先に紹介した通り、いまはシングル・パッセージが難化しているので、いずれの小問も均等に解いていくくらいがちょうどいい配分です。全部で54問あるので、理想は1問50秒程度ですが、現実的にはかなり難しいので、1問1分程度を目標としたいところです。すると、シングル・パッセージ29問で、29分となるので、ダブル・パッセージ以降に入る前で、49-50分ほど経過していればちょうど良いところです。残り25問を25分で解きます。

以上が高得点を取る上でのおすすめ点数配分です。最後に整理すると

  • Part5:12分
  • Part6:8分
  • Part7:シングル・パッセージ 29分
  • Part7:ダブル・パッセージ、トリプル・パッセージ 計25分

以上のような配分となります。

時間をあらかじめ確定して解くことは効果的

ここでは一般的に理想と思われる時間配分についてご紹介しました。実際には人それぞれ得意不得意があるので、こちらを目安に適宜微修正していけばいいでしょう。Part7を1問1分ペースというのは実際にはかなり慣れていかないと厳しい配分ですので、ここはこのペースを守れるようになるまで練習問題を解いたり、長文の速読を行なったりして鍛錬していくことが必要です。

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