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TOEICのリーディング!点数UPの秘訣の読み方とは? よしき先生

TOEICL&Rには大きく分けて2つのパートがあります。LISTENING(リスニング)とREADING(リーディング)です。990点満点のうち、それぞれ495点ずつ点数が振り分けられています。今回はそのうちリーディングに焦点を絞ってスコアUPの秘訣をお教えします。

気を付けるべきことは時間!

TOEICのリーディングの一番の特徴は、その量の多さです。800点以上の高得点者でさえ、リーディングに関しては最後まで解き終わることのできない人がかなり多いです。つまり彼らの多くはリスニングで得点を稼いでいるということが分かります。しかしながらそれは非常にもったいないことです。最初から理解できない問題ならばともかくとして、もし時間があれば理解でき、得点を得ることができるのに、時間がないからそもそも解くことすらできないということだからです。つまり、TOEICのリーディングにおいて高得点を狙うには速く読み、解くということが不可欠であり、そのための訓練が必要であるということです。もちろん、基本的な文法や表現、単語などは基礎として勉強する必要があります。それらが身についていなければ読む速度に関係なく得点することはできないでしょう。つまりこれからお話しするポイントは、それらを身に着けたけどなかなか解ききれない方や、得点が伸びない方を対象としています。それでは具体的にどのようなポイントを押さえれば速読が可能になり得点を取ることができるのかをお話していきたいと思います。

時間切れにならない3つのポイント

スラッシュリーディング

ポイントの1つ目はスラッシュリーディングです。英文を速読する際に最もベーシックなテクニックとして挙げられるのがこのスラッシュリーディングです。

どんなテクニックかというと、英文を意味のかたまりごとにスラッシュで区切りながら読み進めていく方法です。つまり英文を一回読んだ後にきれいに日本語に訳していくのではなく、かたまりごとに理解していくことで時間を短縮していくのです。

説明だけでは分かりにくいかもしれないので、具体例を見てみましょう。

Ex) I played baseball with my friends yesterday afternoon. という文があるとします。一回読んだ後に丁寧に和訳するとすれば「私は昨日の午後、私の友達と野球をしました」となります。しかしスラッシュリーディングをする際は

(I played baseball / with my friends / yesterday afternoon)という様に意味のかたまりで区切りながら、(私は野球をした / 私の友達と / 昨日の午後)という風にざっくりと訳していくのです。慣れるまでは少し難しいと思いますが、これに慣れると英語本来の構造を感覚的にとらえることができるようになるので、リーディングだけでなくスピーキングやリスニングの上達にもつながります。では文章のスラッシュリーディングをしてみましょう。

Japan’s Nagasaki University will not hire teachers who smoke. It wants a healthy place to work and study. It wants to look after its staff and stop people smoking. There will be no smoking in the university from August. About eight per cent of the university’s professors and teachers smoke.

これをスラッシュリーディングしながら意味を理解していくと以下のようになります。

(Japan’s Nagasaki University will not hire teachers / who smoke. / It wants a healthy place / to work and study. / It wants to look after its staff / and stop people / smoking. / There will be no smoking / in the university / from August. / About eight per cent / of the university’s professors and teachers / smoke.)

(日本の長崎大学は先生を雇いません/タバコを吸う/それは健康な場所が欲しい/仕事と勉強をするための/それは人々を止めたい/タバコを吸う/禁煙になります/大学内は/8月から/約8パーセント/大学の教授と学生/タバコを吸う)

これでも十分意味をとらえることができるのがお分かりいただけるでしょうか。これがスラッシュリーディングであり、速読の基礎的なテクニックです。

不正解分析

次に不正解分析です。これは速読以外でもよく用いられる勉強法でやり方はいたってシンプルです。問題集を解き答え合わせをして不正解だった問題に対し、「なぜ不正解だったのか」を分析することです。これをすることで自分が理解していない領域を正確に把握でき、次に同じ問題が来た場合、前よりも速くそして正確に解くことが可能になります。文法表現や単語に関しても、知っていれば素早く解くことができるというのと同じです。

時間配分

そして最後に時間配分です。TOEICのリーディングは3つのセクションに分かれています。

Part 5 短文穴埋め問題 

Part 6 長文穴埋め問題 

Part 7 長文読解問題

の3つです。この3つの中でPart 5だけが短文であり、比較的簡単に解くことができます。逆にPart 6と7に関しては解くために長文を読む必要があり多くの時間が必要になります。

問題数に関してはPart 5から7まで順に30問、16問、54問です。それぞれの問題に必要な時間は10分、10分、55分が目安となります。公式問題集を解く際には、それぞれ解答時間に気を付けながら解いてみてください。

以上がTOEICリーディングにおいて高得点を取るために必要な速読テクニックについてのお話でした。

日ごろから英語に触れあうことが重要

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ここまでTOEICのリーディングに絞ってお話をしてきましたが、ここで一つ質問があります。

「あなたはなぜTOEICを受けるのですか?」

この答えは人それぞれ違うと思います。「就活のため」「会社から言われたから」「留学の基準だから」など様々な理由があるでしょう。しかしながらすべてに共通しているのは、英語が必要であるということではないでしょうか。自分発信か他人発信かはともかくとして、英語力が多かれ少なかれ必要だからこそ、その判断基準としてのTOEICを受けているのだと思います。つまり、最終目的はTOEICでいい点数を取ることではなく、英語力を身に着けることです。

そのために必要なことはテスト直前にTOEICの勉強をするだけではなく、それに加えて、日々英語に触れることです。英語に触れる機会を多くすればするほど、英語に慣れ、英語力は確実にアップします。「でもそれって留学をしないと難しいじゃないの」と思われるかもしれません。

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