英検 レベル

各レベルごとの英検おすすめ参考書!|英会話スクールのプロがおすすめ

英検は5級から1級まであります。きちんと勉強を重ねていくことで、着実に英語力をアップさせることができるのが魅力ですね。

本記事では、レベルごとにおすすめの英検参考書をご紹介します。

5級におすすめの英検参考書

まさに英語の初心者レベルといえる5級ですが、基礎こそ大切なのはどの分野でも一緒です。初歩的なものがきちんと分かっているか確認するのに最適な級ですね。

ただ、初めて英語の試験を受ける、という人がほとんどのため、出題形式を把握しておくことが大切です。分かっていたのに、試験に慣れていないことで焦ってミスをしてしまった…ということにならないよう「英検5級過去6回問題集」などの過去問題集を解いておきましょう。

小学生が受けるのであれば、「小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル」は解説が充実しているためおすすめです。分からないままになることもなく、取り組みやすい一冊です。

大人のやり直し英語である場合には「英検5級ポイント攻略問題集」がよいでしょう。出題傾向を踏まえているため、効率的に勉強ができます。過去問題に取り組む時間のない大人の場合でも、ある程度の基礎力があればこれだけでも合格できるでしょう。大人の場合は、参考書も綺麗に使うことが多いので、合格してしまえば、売ることもできますよ。

4級におすすめの英検参考書

4級は「簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる」と英検も謳っているレベル。中学2年生レベルくらいで、一般動詞やbe動詞、過去形、未来形、比較級、不定詞なども出題されることから、しっかりと定着しておきたい基礎的内容を含んでいます。

こちらも過去問題集は取り組むようにしましょう。出題傾向も分かり、本番でも慌てずに対応することができるでしょう。オススメは「英検4級 過去6回全問題集」。時間が許せば、6回すべての過去問題を解いておくことで、万全の態勢で臨めますね。

また「英検4級をひとつひとつわかりやすく。」は、そのタイトルの通り、分かりやすくまとめられています。英語が苦手…というお子さんにも、無理なく進めていけるでしょう。文法や熟語も収録されていて、さらにリスニング試験対策用CDも付属されている充実ぶりです。解説も丁寧なので、分からない所がそのままになる心配もありません。

短期間で学びたい場合には「DAILY2週間 英検4級 集中ゼミ」もおすすめですよ!1日30分、2週間で完成させるドリルで、勉強が続けられるかな、という大人のやり直し英語勉強にも最適です。もちろんリスニングテスト対応のCDも付属されています。

3級におすすめの英検参考書

3級は中学卒業レベルになります。英作文も増えることから、対策が必要となってくる級といえるでしょう。

また、単語力も必要となってきます。「英検3級 でる順パス単」は、でる順にまとめられているので、効率的に単語を覚えることができます。また、単語一つ一つに例文が付いているので、どのように使えるのか確認しながら覚えられるのもポイント。

「DAILY2週間 英検3級集中ゼミ 新試験対応版」は1日30分、2週間で完成させるドリルです。ただ3級になると、ちょっと怪しい単元が増えてくることもあります。1回で終わらせず、何回か繰り返すとよいでしょう。そうすることで、定着するようになりますよ。

また、最初から3周か4周するんだ!と思って取り組むと、1周目で思ったよりできなくてもヘコみません。「できないから…」とボヤいてしまうお子さんの場合には「こういう問題集は何周もすることで本当に出来るようになる」と最初に声掛けをしておくのもよいでしょう。このレベルで反復練習に慣れておくことも、今後学習を続けていく上で大切です。

もちろん「英検 3級 過去6回全問題集」などの過去問題集にもしっかり取り組んでおいてくださいね。

準2級におすすめの英検参考書

準二級は高校中級程度のレベルで「日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められる」とされています。

単語対策は必ず行いましょう。「CD付 英検準2級 文で覚える単熟語」は、音声付きで勉強できます。単語だけではなく、音読やシャドーイングまで行うと更に効果的です。時間に余裕があれば「英検準2級 でる順パス単」も行うとよいでしょう。

文法対策には「英検準2級をひとつひとつわかりやすく。」をおすすめします。すべてこなしてもよいですし、文法の単元のみ勉強してもいいですね。

「英検準2級 過去6回全問題集」で過去問題をこなし、苦手な部分が分かったら、その部分を集中的に勉強しなおすのもオススメです。

2級におすすめの英検参考書

高校卒業程度のレベルが求められる2級。「英検2級 でる順パス単」で、まずは単語力からつけていくのが最短でしょう。英単語、熟語が1,700語収録されています。これだけで不安が残る場合には「英単語ターゲット1900」に取り組むのもおすすめです。いわゆる英検対策本ではありませんが、大学卒業程度であることから、大学入試の定番とも言われるこの単語集を押さえておくことで、単語に関しては万全の態勢で臨みましょう。

また、2級から英検を受け始める人にお勧めなのが、「【CD付】英検2級総合対策教本 改訂版[新試験対応] (旺文社英検書)」いわゆる総合対策のテキストです。

自分に足りない部分を発見するのにピッタリです。

長文読解については自信があれば過去問題集のみでも良いかもしれませんが、分からない部分などが出てくる場合には「英検2級 長文読解問題150 (旺文社英検書)」に取り組んでみましょう。解説が丁寧で不明点を潰すことができます。問題数も多いので、実力をつけるにはもってこいです。

また、短期間で取り組むのにちょうどいいのが「【CD付】7日間完成 英検2級予想問題ドリル 5訂版 (旺文社英検書)」です。面接対策もできるのが特徴の一つで、試験前の7日間の総仕上げとして使うのもよいでしょう。

二次試験の面接に不安がある場合には、「英検2級 面接大特訓」もお勧めです。前半に短文集があり、後半に模擬テストが入っています。面接の練習のためのテキストとしては、使いやすく役に立つでしょう。

準1級におすすめの英検参考書

大学中級レベルとされる準1級は、必要とされる単語数も増え、難易度が高くなっています。合格率も15%程度で、難しいのが分かりますね。

まずは単語から取り組んでください。「英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書)」で、単語力強化をするのをお勧めします。また、これまでキクタンシリーズを愛用している場合は「キクタン英検準1級―聞いて覚えるコーパス単熟語」も使いやすいでしょう。日常使う英単語も多く選ばれていて、英検のみならず、英語を使っていくなかで役に立ちます。

どのセクションを解くにも単語は必須です。単語がクリアできるまで、他のセクションの勉強をしなくてもいいくらいです。とにかく単語をクリアしてください。

つぎに「【CD付】DAILY25日間 英検準1級集中ゼミ 新試験対応版 (旺文社英検書)」で取り組んでみましょう。1日30分、25日間で1冊終えるようになっています。時間があるようでしたら、多めに進めていくのもよいでしょう。例えば、2日分ずつこなしていくなどして、3周くらい行い定着を図ります。

このテキストは実際の英検と同じ形式で解いていくため、出題形式も把握することができるため、効率も良いです。

準1級で行っておきたいのが英作文対策です。「[必修編] 英作文のトレーニング」では、英作文の基本から学ぶことができます。また文章の構成や、合った表現も学べるのでお勧めできます。

もちろん過去問題集もこなしましょう。準1級は難易度が高いため、最初に紹介したような集中ゼミで力をつけてから、「英検準1級 過去6回全問題集」などで、本番さながらに問題を解くのがおすすめ。しっかり時間を測っておこなうのがポイントです。時間配分は試験対策に必須ですよ!

1級におすすめの英検参考書

いよいよ英検の最後の砦、1級です。

1級は準1級の倍近くの単語力が求められます。

準1級でも大変だった単語ですが、1級では聞いたことのないようなマニアックな単語も出てくることから、ここでも単語からマスターすることをお勧めします。

「英検1級でる順パス単」は1級を受ける人の王道といえるでしょう。また最近では「出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX」の方がデータが新しく、最近の傾向を掴んでいると人気です。

また、1級のリーディングの語彙問題は難関ということもあり、「出る順で最短合格! 英検1級 語彙問題完全制覇」も併用する方が安心です。

長文読解も問題集を解いておいた方が無難です。「英検1級 長文読解問題120 (旺文社英検書) 」は、制限時間も記載されていることから、取り組みやすい問題集といえます。長文の長さに慣れることはもちろん、専門的な内容にも慣れるには数こなしが大切ですから、なるべくたくさんこなすようにしましょう。そうすることで、速く英文を読み解くことができるようになります。

リスニング対策には「英検1級リスニング問題150 (英検分野別ターゲット) 」がお勧めです。こちらは数こなしというよりは、聞き取れなかった所のチェックに時間をかける方が効率がよいでしょう。解いた後にスクリプトを読み、内容を理解してからもう一度聞く、そしてスクリプトを見ながら聞く、そしてシャドーイングもすることで、リスニング能力を上げる効果が期待できます。

英作文対策には「最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇」がよいでしょう。英検参考書ランキングにも上がり、1級合格者のほとんどが持っているとも言われています。本番でどのようなトピックが出題されても、慌てずに対応できる応用力をつけることができるでしょう。

英検参考書をうまく活用して、合格を目指そう!

英検のレベルごとに、参考書をご紹介してきました。

それぞれの級で、おさえておきたいポイントを重点的に対策するようにしましょう。英検対策ではありますが、勉強していくうちに英語力も身に付き、総合力が上がるはずです。ぜひ、英検参考書を活用して、合格してくださいね。

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