英検 1級 レベル

最難関の英検1級の合格率は?しっかり難易度を把握しよう!!!

英検1級!それは英検の最高峰です。

所持していると大学センター試験や、大学の単位が免除になるなど優遇されることもあります。英検1級は一体どのようなレベルなのでしょうか?

合格率や、その難易度についてご紹介します。

英検1級の合格率

1級の合格率は、10%か、それ以下と言われています。準1級がだいたい15%程度と言われていますから、さらに狭き門ですね。また、1級だけを急に受ける人は少なく、ほとんどは2級、準1級と進んできてから1級を受けているでしょう。準1級レベルの人が受けても、10%程度しか受からないということは、1級の難易度の高さがうかがえますね。

英検1級で求められるレベル

英検準1級のレベルは「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。」とされています。

通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除されることもあり、通訳を目指すような人も受験する級となります。

英検1級の難易度は?

1級の難易度について、セクションごとに具体的にご紹介していきます。

単語の難易度

1級で必要とされる単語数は12,000から15,000と言われています。準1級が6,800から7,000でしたから、一気に倍程度の単語が必要とされることが分かりますね。

単語はすべてのセクションに必要です。まさに英語の土台となるもので、まずは1級の勉強を単語から取り組むことでスムーズに進めていくことができるでしょう。

1級では、これまで見たことも聞いたこともない単語に出くわすこともあります。マニアックな単語も出てくることから、しっかりとした対策を行うことが何よりも大切です。

特に、1級での最難関はリーディングとなる場合が多いです。リーディングでは単語力が物を言います。まずは単語をマスターして、リーディングを攻略しましょう。

2次面接でも面接官がネイティブの人となるため、意味の通った単語を使い、正確に発音することで突破したいですね。

リーディングの難易度

1級のリーディングでは、短文の語句、空所補充問題が25問、長文の語句、空所補充問題が6本、そして長文の内容の一致選択問題が10問出題されます。

リーディングでの語彙問題の対策としては、単語をとにかく覚えることです。1級の単語集を手にして諦めたという人が実は多いのですが、この単語を制することができるかどうかが1級合格の分かれ道となります。

こんなマニアックな単語…と思うかもしれませんが、1級合格した人でも英語圏で生活したり、ネイティブと仕事をするようになると、知らない単語が山のように出てくるのも事実です。海外留学をしたり、その経験のある人ほど、単語の重要性を分かっています。

日本で暮らし、日本語に浸かった生活をしている人にとって、英検1級の単語はマニアックで難易度が高く感じられると思いますが、この山を乗り越えられるかが英検1級のカギとなるでしょう。

リスニングの難易度

1級のリスニングでは、会話文を聞き質問に答える問題が10問、説明文を聞き、その内容に関する質問に答える問題が10問、アナウンスなどを聞き解答する問題が5問、そしてインタビューの内容に答える問題が2問出題されます。

この中で、難易度が高いのが説明文問題です。読まれる文章が長いのはもちろん、社会や化学など専門的な内容であることが原因です。ここでも、単語力を求められています。専門的な説明文に使われる単語というのは、普段よく使う単語とは異なることも多いからです。

また、内容が難解で長い、となると、集中力が続かないということもあります。英語でニュースを聞くなど、普段から専門的な英文に触れる機会を増やすとよいでしょう。

さらに、イギリス英語が含まれることもあり、そこもハードルを上げている一因でもあります。

ライティングの難易度

1級のライティングでは、指定されたトピックについて英作文を書くことを求められます。

このトピックが、社会問題や政治問題など、難しい内容であることが多いため、英語で書くのは対策をしておかないと難しいでしょう。

採点基準としては、内容、構成、語彙、文法から評価が行われ、正確に英文を書くことはもちろん、表現の仕方についても求められています。

時事問題など、普段からリサーチしておき、それについて自分なりの意見を持っておくことも大切です。まず自分の意見がなければ、英語だけでなく、日本語ですら文章を書くことは難しいですよね。

また、いわゆる高尚なトピックであることから、それに見合う文法、単語が使えることも必須となります。

二次試験の難易度

1級では、与えられた5つのトピックから1つ選び、2分間スピーチを行うことを求められます。

このトピックも時事問題など、現代社会に関するテーマであることが多く、そういった分野にもアンテナを立てておかないと、自分の意見を日本語ですらスピーチすることは難しいでしょう。

もちろん、時事問題に対応できるような単語力も必要ですね。1級の場合、ライティングでもこのような時事問題や専門的な内容に触れることも多いため、ライティングの勉強をしながら、スピーキングも意識することで効率よく勉強することができます。ライティングで解答したものを音読したり、解答例をしっかりと音読して自分のものにしてしまうのも良いでしょう。

スピーチは即興性も求められます。ですが、単語力の土台や、ライティングでの表現方法などが体に染みついていれば、難易度は高くても対応することができます。

英検1級、やっぱり難易度は高い!

1級の難易度についてご紹介しました。やはり英検の最高峰だけあって、難易度の高さがお分かり頂けたかと思います。専門的な内容や、時事問題についてのトピックもあり、日本語で答えるのも難しい内容を英語で解答する必要があります。

また、単語も準1級から比べると倍程度と増えて、聞きなれない単語にも挑戦しなければいけません。単語集を見て心が折れずに、立ち向かえるか、という難易度の高さですね。

合格率も当然、10%か、それ以下という低さですが、合格しないわけではありません。対策をきちんと行い、勉強を続けることで英検1級合格を目指しましょう!

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