英検 準1級

英検準一級に合格するために絶対必要な参考書7選

英検準一級となると、一気にレベルが上がって中学・高校レベルの英語では歯が立たないのでは?と心配される人もいるかもしれませんね。

たしかにレベルも、二級では高校卒業程度とされているのに対し、準一級では大学中級程度となっていて敷居が高く感じることもあります。

準一級に合格するにはどのように勉強すればよいのか、必要な参考書を7選、ご紹介します。

英検準一級に合格するためには

英検準一級はどのくらいのレベルなのか、まず把握しておきましょう。

英検の公式ページでは準1級は以下のように位置づけられています。

「準1級は、最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められます。入試優遇や単位認定はもちろん、教員採用試験に優遇されたり、海外留学にも多方面で幅広く適用される資格です。」

大学中級程度とされていますが、その感覚より難易度は高いと考えておいた方がよいでしょう。

また、海外留学にも多方面で幅広く適用となっていることからも、レベルの高さがうかがえますよね。

英検二級から準一級は難易度が高い

英検を二級まで合格して、次は準一級!と思って、問題集を開いて尻込みをしてしまった、という経験談を良く聞きます。それは、難易度が二級とは比べられないくらい高いからです。

また、単語数の多さでもビックリしてしまうかもしれませんね。

二級の単語数は3,800から5,100となっていましたが、準一級では7,500から9,000とかなり増えてしまいます。

さらに試験時間は筆記が90分、リスニングが30分で合計120分となり、長丁場です。

合格率も15%程度ということもあり、難関であると言えるでしょう。

英検準一級の合格ライン

英検準一級は、1次試験と2次試験があります。

1次試験ではリーディング(語彙・文法・長文)、ライティング、リスニングの3項目があり、満点は2250点です。このうち、1800点以上が合格となっていますから、正解率80%が必要ということになります。

また、2次試験では面接で、スピーキングスキルを試されます。こちらは750点満点で、520点くらいが合格ラインとされています。

合格率は15%前後となっています。

英検準一級、三ヶ月で受験できる?

英検二級を合格していて、準一級を受けようとする場合、三ヶ月で受験できるレベルに達するのでしょうか。

だいたい200時間程度の勉強時間が必要と考える人が多いです。

三ヶ月でこれだけの勉強時間が確保できるのであれば、目指してみるとよいでしょう。

英検準一級を受けるために、必携の参考書7選!

では準一級を合格するには、どのように勉強すればよいのでしょうか。

効果的に準一級の合格レベルに到達するために、絶対使用して欲しい参考書をご紹介します。

英検準一級に必携の単語帳

二級に比べ、準一級では語彙数が増えます。しかも、難しいレベルの英単語が出されますので、単語の補強は、最初に取り組むようにしましょう。

単語をきちんとやり込むことで、リーディングやリスニング、どちらの正解数も増やすことができます。

準一級を合格するために、お勧めの単語帳はこちらです。

1.英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書)

受験者の多くが愛用している単語帳ともいえるでしょう。

英検によく出される順に並べられているため、効果的に覚えることができます。また、例文がすべての単語についているので、どういう時に使われる単語なのか確認しながら覚えることもできますよ。

音声も無料ダウンロードできますから、目や綴りだけでなく、耳からもしっかり聞き取り、単語を定着させましょう。

また、英検二級を合格した後、準一級の単語に取り組む場合には、もう一冊、間に単語帳を挟むのもよいでしょう。

2.単語王2202

大学受験でも使える単語帳ですから、高校生であれば、英検二級を終えてからこちらに取り組むのも良いでしょう。基礎とされる単語はもちろん、難易度の高い英単語も収録されています。

英検準一級に必携のリスニング対策

準一級のリスニング対策として、ぜひ取り入れたい問題集はこちらです。

3.英検準1級リスニング問題 改訂版 (旺文社英検書)

準一級に特化した問題集で、攻略ポイントも書かれています。リスニングの出題形式に合わせてユニットが分けられているのも、徹底的にリスニングの穴を埋めたいという場合にお勧めできるポイントです。

ナレーションの速さも本番と同じ速さなので、リスニングが苦手と考えている受験者は、ぜひこなしておきたいですね。

問題数も、練習問題が92問、模擬テスト29問が2回分で58問あり、ボリュームも十分といえるでしょう。

リグニング音声はアプリ対応もしているので、使い勝手も良くなっています。

この問題集を何周かやり込むことで、リスニングに自信がもてるようになるはずです。

英検準一級に必携の英作文対策本

準一級の英作文に不安がある場合には、英作文に特化した参考書に取り組みましょう。

4.[必修編]英作文のトレーニング

基礎部分から始まるため、分かりやすく、苦手な部分を潰すのに重宝するでしょう。英文作成時のルール、暗唱例文なども掲載されていて、英作文が書きやすくなりますよ。

解説がとても充実しているので、疑問点をなくしながら、きちんと前に進むことができます。英作文ができるようになると、スピーキング力を上げることにも繋がります。英作文のみならず、スピーキングも不安がある方も、取り組んでみてはいかがでしょうか。

英検準一級に必携の二次試験対策本

準一級の二次試験は、面接です。ゆっくりならスピーキングできるけど、とっさに反応できるか心配、面接自体が苦手だから…という受験者も多いですよね。

そこで、二次試験に特化した問題集もこなしておきましょう。

一次試験が終わってから14日間で対策することができる、この本がお勧めです。

5.【CD+DVD付】14日でできる! 英検準1級 二次試験・面接 完全予想問題

対策本のため、面接で出される練習問題に特化しています。

ナレーションの組み立て方や、イラスト問題でどのように説明したらよいかなどが分かりますよ。

会話で使える表現などもまとめられているので、目を通しておきましょう。

英語を机の上で勉強するだけで済ませずに、コミュニケーションツールとして活用するためにも、「話す」そして「会話する」ということを身に付けておきましょう。

英検準一級に必携の総合ドリル

総合ドリルとして、予想問題集に取り組んでおくこともお勧めします。

単語をまず仕上げて、リスニングなど苦手な分野を潰したら、総合ドリルをやるのもよいですね。点数が取れていない部分をあぶりだして、その部分を徹底的に攻略するのは、スコアアップのために必要なことです。

6.英検準1級予想問題ドリル

この問題ドリルは難易度が高くなっているので、いきなり取り組むと「出来ない…」と凹んでしまうこともあるかもしれません。

「本番より、若干難易度が高い問題集」と思って取り組んでください。

最初にやってみて難しいと思う場合には、できない部分をチェックして分野別問題集に移行しましょう。

その場合は、直前の追い込みで繰り返し行うドリルとして使うのがベストだと思います。

そこまで難しくないと感じる場合には、何周かやり込むことで実力をつけることができますよ。難易度の高い問題に慣れておくことで、本番は余裕を持って解くことができるでしょう。

また、時間を図りながらこなしていくと、模試として使うこともできますよ。

英検準一級に必携の模試形式問題集

準一級を受けるのであれば、当然、過去問題を制覇してから受験したいものですよね。

7.英検準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

音声がダウンロードできるようになり、便利になりました。

過去問題をこなして、問題形式に慣れるだけでも点数アップが期待できますよ。また、心にも余裕ができますよね。

最後の1週間は、過去問題を徹底的にやり込んで本番に臨みましょう。

また、Web特典として「面接シミュレーション」動画も見られますので、二次試験対策もできるようなっています。

効率的に勉強して、英検準一級を一発合格しよう!

英検準一級の難易度や内容、必携の参考書を七選ご紹介しました。

二級まで合格して、次は準一級!と思ったら、レベルの差に愕然としてしまう人は多くいます。単語数も急に増え、しかも見たことのないような単語ばかり…という人もいるでしょう。

しかし、せっかく二級まで合格して、英語をもっと学びたいと思うのであれば、諦めるのはもったいないですよね。二級から準一級に合格するためには、だいたい200時間程度の学習時間が必要であると言われています。

その200時間も、なんとなく行ったのでは効果は薄くなってしまいます。時間をやりくりして勉強時間を作っている人もいるでしょうから、効率よく勉強をしたいですよね。

英検準一級は、まずは単語から制することで、その後の勉強がグッと進みやすくなります。ここでは単語帳を2冊ご紹介しました。自分に合いそうな単語帳を選んで、また余裕があれば2冊とも攻略して、次のセクションに進んでください。

リスニングやリーディングなど二級までで身についていると思いますが、難易度が上がっているので対策が必要です。英作文対策本など、自分が不安だな、苦手かも、と思う分野の参考書をやり込んでください。

また、一回解いて終わりにするのは効果が薄くなってしまいます。何周もすることで定着し、効果が倍増しますので、苦手な分野であればあるほど、5周、6周とスラスラ解けるまでやり込むことをお勧めします。

英検準一級は難易度が高い試験ではありますが、合格できないわけではありません。ご紹介した参考書を使い効率よく勉強をして、ぜひ一発合格を目指してください。

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