英会話勉強法

新年のあいさつを英語で!カジュアルからビジネスまで使えるフレーズをお教えします

新年のあいさつ、日本でいえば「明けましておめでとうございます」となりますよね。

年賀状などには「謹賀新年」と書き添えたり…では英語では何と言ったり書いたりすればよいのでしょう?

今回は、英語で新年のあいさつができるよう、友達に使うカジュアルな表現から、ビジネスでも使えるフォーマルな表現までご紹介します!

クリスマスと新年

英語での新年のあいさつフレーズの前に、英語圏の人達にとっての「新年」について知っておきたいことがあります。

アメリカやイギリスはキリスト教徒の多い国としても知られていますよね。

キリスト教徒にもいろいろ宗派があるものの、クリスマスは大イベントとして扱われることがほとんど。

日本人には馴染みの少ない「クリスマス休暇」というものが存在するほどです。

キリスト教徒の多い国の人とビジネスをしていると、12月24日のクリスマスイブあたりから、パタリとメールや電話が止まることがあります。

また、クリスマスあたりに、「メリークリスマス」のメールとともに休暇の日程が添えられていて、年明けまでその人との業務がストップしてしまうことも。

日本で生活をしていると、クリスマスは楽しいイベントではありますが、特別休暇をとるようなこともないので面食らいますが、彼らにとってクリスマス休暇は自然なこと。

自然すぎて、事前に休暇予定をお知らせしてもらえないこともあるので、もしビジネスでキリスト教徒の多い国の人と仕事をしているのなら、クリスマス休暇の予定をあらかじめ聞いておくのをおすすめします。

クリスマスをしっかり休んで、1月1日の元旦だけ休んで1月2日から通常通り仕事をする、という国もありますし、クリスマスから1月2日まで連続で休む場合もあります。

日本では大イベントの年末年始よりも、クリスマスの方が大きなイベントとして扱われ、正月はあまり簡単に済ませることもありますよ。

国や会社によってさまざまですが、文化が違うことを理解しておきましょう。

新年のあいさつ

英語を公用語として使う国で、キリスト教文化が根付いている場合には、新年よりクリスマスの方が大きく扱われることがあります。

そして、クリスマス休暇は、新年まで通しで取る場合も。

そうなると、あいさつも私たちが考えているものと異なることがありますよ。

よく使われるのが、こちらです。

「Merry Christmas and a Happy New Year!」

そう、クリスマスとハッピーニューイヤーがセットになっているのです。

このフレーズが書かれたカードがクリスマスに届くということも多いですよ。

新年に会う人に使えるフレーズ

クリスマスを終え、新年を迎えてから会う人に使いたいフレーズは、お馴染みのこのフレーズ。

「Happy New Year!」

カジュアルな年賀状でもよく見掛けますね。

この他にも、使えるフレーズはたくさんありますよ。

I wish you a Happy New Year.

With best New Year’s wishes.

With best wishes for a happy New Year.

新年のパーティなど、お祝いの席で使いたいフレーズとしては

Cheers to a great 2020!

素晴らしい2020年に乾杯!

Here’s to the New Year! Cheers!

新年を祝って乾杯!

などがあります。

メッセージカードに使いたいフレーズ

先ほどご紹介したように、クリスマスと新年を合わせてお祝いカードを送る場合が多くあります。

クリスマスに間に合うように、次のようなフレーズを添えてメッセージカードを送るのもよいでしょう

Hoping you enjoy a very Merry Christmas and a Happy New Year!

メリークリスマス、そして新年おめでとうございます!

新年のみをお祝いするのであれば、次のフレーズも使えますよ。

I wish you a year filled with peace, good health and happiness.

新しい年が平和と健康と幸福で満たされますように。

Best hopes and wishes for the New Year!

新年に最良の希望と願いを!

I wish you a year filled with peace, good health and happiness.

新しい年が平和と健康と幸福で満たされますように。

家族ぐるみのお付き合いであれば、このようなフレーズを添えるのもよいですね。

Best wishes from everyone in my family.

家族そろってお祝いの言葉を申し上げます。

Hope the New Year will be happy and wonderful for your family.

ご家族にとって幸福で素晴らしい年になりますように。

I hope you have a Happy New Year.

楽しいお正月をお過ごしになりますように。

ビジネスに使える新年のあいさつフレーズ

ビジネス相手に、新年(クリスマス)のメッセージを送る場合のフレーズも覚えておきましょう。

Hoping you enjoy a very Merry Christmas and a Happy New Year!

We wish your company the very best for continued success.

メリークリスマス、そして新年おめでとうございます。

御社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

会社であれば、We wishで始めるのがよいでしょう。

また、ビジネス相手の宗教が分からない場合でも、使いやすいのは次のフレーズです。

Warmest wishes to all for a wonderful holiday season and for much happiness in the coming new year.

素晴らしい休暇をお迎えになりますように。

新年のご多幸もお祈り申し上げます。

「クリスマス」という言葉を使わず、「休暇(holiday season)」を使って挨拶しています。

アメリカやイギリスといったキリスト教徒の多い国でも、宗派が分からなかったり、相手から「クリスマス」という単語が見られない場合は「holiday season」を使うとよいでしょう。

また、日本はキリスト教の国ではないということで、相手から送られてくるメッセージに「holiday season」が使われていることもありますよ。

国や文化の違いを理解して、使い分けることが多いです。

英語で「お世話になりました」はどう言う?

日本では、年賀状の決まり文句として「昨年はお世話になりました」と書くことが多いですよね。

英語ではどのように言えばよいのでしょうか?

このフレーズが使いやすいでしょう。

Thank you for your kindness last year.

Thank you for~から始まるフレーズはさまざまな場面で使えます。

ビジネスメールでも使いやすいフレーズですね。

Thank you for your cooperation.

ご協力ありがとうございます。

Thank you for your understanding.

ご理解頂きありがとうございます。

Thank you for your reply.

ご返信ありがとうございます。

Thank you forを、その時々に合わせて上手く組み合わせることで感謝の意を伝えることができますよ。

ところで、一つ覚えておいてもらいたいのが、日本の「昨年はお世話になりました」を、英語にそのまま訳すのは難しいということ。

何について感謝するのか、という部分が英語では重要になるからです。

先ほどご紹介したフレーズでは「kindness」を使いましたが、昨年、特にお世話になった、面倒をかけたという出来事があれば、そのことについて書いた方がよいでしょう。

良く働いてくれたことに感謝を伝えたいのであれば、次のフレーズもおすすめです。

Thank you for your hard work and corporation last year.

昨年は一生懸命働いていただきありがとうございました。

全般的に、ということであれば、everythingも使いやすい単語です。

Thank you for everything last year.

昨年、あなたがしてくれた全てのことに感謝しています。

ビジネスの場面での感謝の伝え方

上司や目上の人に、年賀状で「ご指導いただきありがとうございます」と書くこともありますよね。

英語では

I really appreciate~という書き出しかた始めると、とても丁寧になります。ビジネスの場面でももちろん使えます。

この書き出しを使って、guidance(ご指導)について感謝を伝えてみましょう。

I really appreciate your guidance last year.

昨年は、ご指導いただきありがとうございます。

同僚やチームを組んで仕事をした人に対しては、全般的なkindnessやeverythingではなく、一緒に仕事をしたことについて具体的に感謝を伝えるのがベターです。

I enjoyed working with you.

あなたと一緒に仕事して、楽しかったです。

I’m grateful for your help.

色々助けてくれてありがとう。

いわゆる決まり文句としての感謝ではなく、自分に対しての感謝が伝わってきて嬉しい表現ですね。

日本語でも、決まり文句だけでなく、具体例で感謝を伝えたいと感じる方もいるのではないでしょうか。

今年がよい年になりますように…英語では?

昨年はお世話になりました、の後に日本語で書き添えるとすれば

「今年もよろしくお願いします」

ですよね。英語ではどう表現するのでしょうか。

I look forward to your continued good will in the coming year.

今年もよろしくお願いいたします。

新年への願いも書き添えたいですね。

I hope you will have a great year!

よい一年になるといいですね!

May this be a happy and fruitful year.

来る年が、あなたにとって最高に素晴らしい年になりますように。

I hope new year brings you lots of joy and happiness!

新年があなたにたくさんの楽しみと幸せを届けてくれますように!

ポジティブに、新しい年が楽しみとなるようなフレーズを伝えましょう。

また、具体的に伝えるのもよいでしょう。

昨年、あまり会えなかった友人へ送るカードでは、次のフレーズはいかがでしょうか。

I hope we can get together more often this year than last year.

今年は昨年より会いたいね!

ビジネスの場面では次のフレーズもスマートですね。

Best wishes for successful and rewarding year.

成功とやりがいに満ちた年になりますように

英語で新年の挨拶の返答をする

新年を迎えて、英語であいさつをされたらどう返答すればよいのでしょうか。

Happy New Year!

と声を掛けられたら、笑顔で同じように

Happy New Year!

と返答すればいいですよ。

また、

Happy New Year to you too!

でもいいですね。

この「to you too」は返答の時によく使えるフレーズですから覚えておくといいですよ。

例えば、クリスマス休暇や年始の休暇で

Happy holidays!

と声を掛けられた時も

Happy holidays to you too!

と返答することができます。

「あなたもね」という感じで使えます。

Merry Christmas!

の時も

Merry Christmas to you too!

と使えます。

この「あなたもね」という返答は、他にも

The same to you!

Same to you!

Thank you. You too!

なども使えますから、少しずつ使いこなせるフレーズを増やしていくとよいでしょう。

文化の違いを理解しながら、英語で新年の挨拶をしよう

英語で伝える、新年の挨拶についてご紹介しました。

英語で、ということだけでなく、文化の違いも理解して表現するようにしましょう。

クリスマスと新年を一緒に祝う地域もありますが、相手の宗教がはっきりしない場合には、休暇を祝う形にした方が良い場合もあります。

相手からのカードやメールに「Christmas」という単語が無い場合には、こちらも「holiday season」と表現しておいた方が無難でしょう。 また「新年だから」と特別に構えて決まり文句の感謝の言葉を使うのではなく、普段思っている感謝を伝えるのもよいですね。Thank you forから始まるフレーズは使いやすいですよ。自分の本当に伝えたい感謝のフレーズを考えてみるのもよいでしょう。

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