英会話勉強法

英会話を上達するために気を付けるポイントを徹底解説

英会話ができるようになれば、いろいろな人とも英語でコミュニケーションが取れるだろうし、海外旅行ももっと楽しめるんだろうな…と夢が膨らみますよね。

学校の英語は苦手だったけど、英会話ができるようになりたい!という人もいるでしょう。

英会話の上達にはちょっとしたコツが必要です。気を付けるポイントを解説します。

英会話上達のための勉強方法1.単語

英会話なんだから、単語なんて知らなくてもいい、英検やTOEICを受けるわけでもないし…という人は多くいます。

しかし、最低限の単語はマスターしておくことをお勧めします。

というのも、知らない言葉は話せないし、聞き取れないからです。

ではどの程度の単語数を目標にするかというと、だいたい2000語分かれば日常英会話ができると言われています。

2000語と聞くと、「そんなに覚えられない!」と感じる人も多いかもしれませんね。

でも中学高校と英語を勉強してきた人は、ある程度知っている単語ばかりです。

中学校で習う基礎英単語は1000から1200単語です。まずはこの単語を「使えるレベル」に持っていきましょう。

英語の勉強をさぼっていた、という人は、中学英単語の単語帳をやってみるのもよいかもしれません。

単語帳を選ぶ時には、1単語ごとに例文がついているものを選び、こういう風に使える単語なのか、と理解を深めていくとよいでしょう。アプリなどでも中学英単語のものがありますから、ゲーム感覚で復習してみるのもよいかもしれませんね。

その時に、こんな意味があるのか、知らなかった、忘れていた、などの英単語が出てきたら、メモ帳などに控えておきましょう。毎日、通勤のスキマ時間などにメモ帳を見て、「ああ、こんな意味だった、1文作ってみようかな」と英文を作ってみることで、単語が生きているものになりますよ。

英会話上達のための勉強方法2.文法

文法と聞くと、逃げ出したくなる英語アレルギーの方もいるかもしれませんね。でも、中学英文法レベルがきちんと頭に入っていると話しやすくなるのです。あの頃はつまらないものでも、今、問題集を開いてみたら頭に入ってくるかもしれませんよ。

また文法の中でも、語順が分かっているとスピーキングもリスニングも役立ちます。単語を並べているだけで通じることもありますが、それだと英語を話すことに抵抗を感じる人も多くいます。

それは、「英語として話せていない」という自覚があるからですよね。

でも、正しい語順で話せていれば、それは英語を話していることになり、自分の英語に自信を与えることにも繋がります。

中学英文法の参考書を1冊、やり直してみると一気に英会話のレベルを上げることができます。

それさえもしたくない、という人は、アプリで「語順」を並び替えるものを探してみましょう。

単語がいくつか出されて、正しい語順に並び替えるゲーム形式のものがよいでしょう。文法的に理解した方がこのゲームも進めやすいのですが、とりあえず感覚で語順を選んでみてください。

最初「どの単語から選べばよいのだろう?」と迷うことがあると思います。疑問文だから…Whatかな?など感じてもらえると効果があります。

英語は、最初の単語がとても大切だということに気付くからです。話す時も聞く時も、最初の3つの単語がポイントになることがほとんどです。

日本語は、文の後半に大切な要素が含まれています。

そのため、日本語を母国語とする人は、文の前半を重要と感じず、後半を注意深く聞くクセがついてしまっています。

英文を聞いていて、「最初の方に何を言っていたか覚えていない」ということがありますが、それは「覚えていない」というより、「聞いていない」ことが多いのです。

英語を話す、聞くための脳にするためには、英文の最初に注意するクセを付けることが大切になります。

語順を選ぶゲームでは、最初にどの単語を選ぶかが重要になってきます。繰り返し行うことで、英語に使う脳の部分を鍛えることができますよ。

英会話上達のための勉強方法3.発音

英会話をかじる程度なら必要ない、と思う方が多いのが発音です。

発音は、実は英会話上達のポイントなんですよ。

言えない単語は聞き取れないのです。

言っているつもりの単語は、正しい単語ではない可能性が高いので、それも聞き取れないことになります。

加えて、自分の言った単語が相手にも伝わらない可能性もあります。

私たちも、日本語があまり話せない外国の人が一生懸命日本語で話しかけてきたら、なんとか聞き取って理解しようとしますよね。

でも、時にはどうしても聞き取れないことがあります。前後の文から推測して、これかな?あれかな?と色々と提案しますが、どうしても理解できない、という経験はありませんか?

立場を変えて、日本語で考えると分かりやすいと思いますが、これは、単語の発音が悪いことから起こっています。

どんなに語順がおかしくても、単語を正しく発音してもらえれば、何のことだか分かりますよね。

英語も当然同じです。単語を知っていても、その単語の発音が正しくなければ相手は聞き取れず、意志疎通ができない状態になってしまいます。

特に日本人が発音しづらいのは、RやL、thなどと言われていますよね。

フォニックスなど、CD付きの発音の本もたくさん発売されていますので、練習してみるとよいでしょう。またオンライン英会話を利用するのも効果的です。

ビデオで繋いでいれば、先生が発音の際に使う、唇や舌の使い方を丁寧に教えてくれますよ。正しく発音できているかの判定もしてくれますので、テキストで自主練習した後の総仕上げとしてオンライン英会話を使うのもよいでしょう。

英会話上達のための勉強方法4.チャレンジ精神

英会話をしたいな…と思って、そのまま終わっている人は実に多いものです。夢を夢のまま終わらせてしまいやすいのが、英会話です。以前は、英語を話すためには、英会話教室に行ったり、英語サークルに顔を出すなど、重い腰を上げないと英語を話す機会を得られませんでしたが、今は違います。

インターネットに繋がれば、さまざまな国の人と英語でコミュニケーションを簡単に取ることが可能になっています。

自主勉強をしながら、飛び込める人は飛び込んでしまうと一気に英会話力を上げることができるかもしれません。分からないながらも、話そうとすることで単語力も上がっていきますし、英語を話す瞬発力も火事場の底力で上がる人がたくさんいるのです。

ですが、英語力がないと自覚している場合、いきなりそういった場に英語でチャレンジするのは勇気がいりますよね。プライベートのオンライン英会話であれば、その人に合わせて話をしてくれます。話すところまでいかなければ、テキストやフリートークのイラストなどを使うことで、うまく英語を話すような環境を作り出してくれますよ。

英会話が伸び悩む原因として大きいのが、チャレンジ精神です。英語がほとんど話せないのに世界一周に出発して、帰ってくる頃には英語やスペイン語などがある程度話せるようになった、という人もいますよね。

話すという経験の中から、英語やスペイン語を話すスキルを上げていく、というのは語学の基本です。

しかし多くの日本人が持ちあわせる奥ゆかしさから、そういうスキルの上げ方は合わないことがあります。その場合は、素直に英会話スクールやオンライン英会話などで「外国人と英語で話す」という機会を作り、英語を話す度胸をつけましょう。

英会話の勉強方法

f英会話を上達させるための勉強方法をご紹介しました。

単語、文法、発音と聞くと、なんだそれだけ?と思うかもしれませんね。しかし、上達したいのであれば、ぜひこの3つを軽く考えず、トレーニングしてみてください。

そして、何より大切なのはチャレンジ精神です。先ほどの3つの土台を作った上で、英語を話す機会を作り、実践していくのです。そこまでいけば、自分の足りない所が分かってきます。 英会話ができると一気に世界が広がります。少し勇気を出して、一歩進めてみてくださいね

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