英会話勉強法

英会話勉強法!初心者・独学でも大丈夫な、とびきりの勉強法 Kathy先生編

英会話の上達のコツやポイントは

今、これを読んでいるあなたはきっと今まで、英語を勉強してきて、自分なりに一生懸命されてきたことでしょう。それでも、自分の中では、「まだまだ・・・まだまだうまくなっていない」「できない」と感じているのではないでしょうか。

「英語がうまくなりたい」「ペラペラになりたい」「英会話ができたらいいな」「英語で日常会話が話せるように」などなど。よくこんな言葉が巷で聞かれます。でも、ちょっと待って。見方を変えてみましょう。そもそも、私たちは英語ができないのでしょうか。日本の義務教育なら中学校で誰しもが英語に出会います。そして、多分、「ハロー、マイネームイズ〜」「グッバイ」は話したはず。

そう、みんな英語が話せるんです。でも、「できない」と思っているんですよね。と、いうことで、英会話上達するためにはまず初めにこの『3つのチェンジ』を心の中に入れていつも思い出してくれたら嬉しいです。

1.不完全主義者になる

2.習慣を変える

3.質問を変える

では、簡単に少しずつ説明していきますね。

1.不完全主義者になる

簡単です。完璧主義をやめることです。日本人はお国柄、完璧を目指してしまう国民らしいですね。

でも、そもそも、この世に完璧な人も完璧な物事もありませんね。私たちも昔体験しているんです。赤ちゃんです。赤ちゃんはまだまだ未発達状態。でも、「赤ちゃん」はうまく寝返りや、お座りや、立っちができなくて、何度も何度も転んでいますよね。それでもへこたれず、前を向いて突き進む。何度も何度も何度も挑戦していますね。答えは簡単です。完璧を求めてないからです。きっと、心のどこかで「僕ちん・アタチはできるんだ」って信じているんでしょうね。間違いを恐れて話せない、失敗するのが恥ずかしいから・・・と自分で勝手に限界をつけて諦めてしまう。でも、間違いも失敗もないんです。やってみなければそれが正しいかどうかもわからない、トレーニングの仕方がよくわからず、続けて練習していないだけで、そんな自分をできないと思う心があるだけ。それだけです。まず、「私は英語が話せる」と思うこと。この根拠のない自信が大事かな。そう思ったらあなたの思いが脳に伝わり、脳が思い通りに動いてくれますから。

2.習慣(言葉と身体)を変える

これも簡単です。日頃の言葉の使い方・体の使い方を変えるのです。例えば、「できるかどうかじゃなくて、やる!」 「話せるかどうかじゃなくて、話す!」「覚えられるかじゃなくて、覚える!」今までうまくいかなかったのなら、そうやっていたからうまくいかなかったのだと受け入れ、自己流は今これできれいさっぱり捨てて、その思い込みも捨てて、うまく言っている人の考えや、やり方を真似てみることです。また、自分の朝のルーティンや夜のルーティンを変えてみることです。例えば、朝、起きてスマホでSNSをしてしまうのなら、スマホを全部英語表記に変えてしまい、LINEやFBも英語版にしてみるとか。座っていて覚えられないなら、立ったり歩き回ったり、散歩しながらとか。スキマ時間の利用を活用してみる。電車・バス・徒歩中、休憩時・待ち時間に、「暗記タイム」を実行。動いている方が適度に抵抗なく記憶に残りやすいそうです。また、暗記は寝る前が良いらしいので、寝る前に集中して暗記するのも良し。寝ている間に、頭の中で整理されます。無理なく、ストレスなく継続が大事!

3.質問を変える
日頃どんな質問を自分にしていますか。研究によると、人は1日に6万回も自問自答しているそうです。また人生の質=質問の質を言われているように、どんな質問を自分にしているかで自分の人生も決まってくると言うことです。専門的な詳しい説明はここでは省きますが、脳科学によると、あなたの脳はあなたの質問に関してGoogle検索のように答えを探しまくるそうです。だから、いつもあなたがあなたに無意識にしている質問が実はあなたを苦しめているのかもしれません。。。例えば。。。

こんな質問をいつも言っていませんか?

どうして話せないの?

どうしてわからないの?

どうして覚えられないの?

今日、いえ、今から「どうして〜ないの」 「ないないづくし」の質問はもうキャンセル。言うのやめちゃいましょ!

その代わりにこれ!

「どうしたら〜なるの?」 もしくは、「どうすれば〜なるの?」

どうしたら話せるようになるの? どうすれば、話せるの?

どうしたらわかるようになるの? どうすれば、わかるの?

どうしたら覚えられるようになるの? どうすれば、覚えられるの?

これだけでも気分が変わりませんか。あなたの脳は未来を見据えた優れものなのです。

それぞれの英会話上達方法

当たり前と言えば当たり前ですが、100人入れば人それぞれ100通りの学び方があると思うので、ここではあくまでも「こんなやり方もあるよ」と代表的なものを書いておきます。あとは、いろいろ試してみてこれが自分に合っている、やりやすいと思った方法を続けられるとベストだと思います。

英単語のみならず、暗記物全てに言えることですが、インプット・アウトプットの反復練習、プラス、テストを入れるのが大切です。覚えたままだと忘れます。今日覚えたら、同じものを3日後、そして、7日後に、もう一度振り返ってみることです。人間の脳はいい意味でも悪い意味でも忘れるようにできていますから・・・覚えておきたいことはテストを入れていくことで、覚えたものを長期記憶に入れていくためです。

耳を慣れさせる方法

今やテクノロジー世界なので、多くの音声教材は簡単に無料で手に入ります。スマホアプリに限らず、YouTubeにはもうここぞとばかりに有難いことに無数の教材が散りばめられています。また、英語サブタイトルもあるので、まず英語脳に切り替えるためにも自分がわかるもの、もしくは興味があるものから聴いていくのはいかがでしょう。そして、自分が聞き取れたものがわかっているのかどうか、サブタイトルで確認してみましょう。海外ドラマ・映画も同様です。また、YouTubeには倍速が変えられるので、普通速で聴いて、1.5倍速・1.75倍速・2倍速と練習した後、最初に聴いた普通速に戻して聴いてみると「あら、不思議!」ものすご〜くゆっくりに聴こえるでしょう。

語順感覚を身に着ける方法

語順感覚を身につけるのも、YouTube・海外ドラマ・映画いいと思いますが、特に、ドラマ・映画はコンテクストがあるので、どんな場面でどんな表現が使われているのか、話されているのか明確にわかりやすいですね。ただ、ドラマや映画はある程度聞き取れないと、見ていても面白くないかもしれません。字幕が出るといって字幕ばかり見てしまい、肝心の音声とこの語順感覚がおろそかになってしまうことにもなりかねません。初心者ならば、YouTubeにある子供用の動画はいかがでしょうか。長さもそれほど長くなく、子供用なので場面設定も学校や家庭とかですが、試してみるのもいいかもしれません。慣れてきたら、ドラマや映画の英語サブタイトルにして、聞き取れた英文をチェックするのも良いでしょう。

また、ネイティブが使う自然な例文を手に入れながら文法を学ぶには「Grammar in Use」がオススメです。

英語だけのバージョン(アメリカ/イギリス英語)と日本語訳付きバージョンがあります。

中学の基礎からの文法をやり直したい方は、私のオススメとしては、私も実際にしましたが、中1〜3で学ぶ英文法の解説がついている問題集を買って来て、それをノートにひたすら書き写す。頭の中が整理されて、基礎力が身につきます。それを誰かに自分の言葉で説明するのです。言語化されたものは理解しているということがわかります。逆に、言語化されていなければ、まだまだ明確に理解されていないということになります。

ご参考までに:

高校生に人気、進学塾等でよく使われている参考書です。手元に一冊持っておくのもいいかもしれません。

総合英語Forest 7th Edition

Evineさんはたくさんの教材を出されています。これは基礎の基礎ドリルです。

自分に合いそうなのを選んでみるといいでしょう。

【CD付】 Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル (Mr. Evine シリーズ)

Mr. Evineのブログはこちら:http://evine.blog.fc2.com/

これも初心者にはわかりやすく楽しく学べそうです。

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。山田暢彦 学習研究社 2011-04-13

英単語を覚える方法

今はアプリもたくさんあるので以前、私がTESOLのワークショップで行った際に、カナダの先生から紹介されたアプリをここに紹介しておきますね。下記のウェブサイトリンクからどうぞ。

Duolingo: https://www.duolingo.com/courses/ja
Tiny Cards: https://tinycards.duolingo.com/

Babbel: https://www.babbel.com/

Memrise: https://www.memrise.com/

Hellotalk: https://www.hellotalk.com/

Busuu: https://www.busuu.com/

昔のやり方が合う人は、インデックスカードを買ってきて英単語と日本語の意味を書いて何回も何回も繰り返す方法もありますね。これは人それぞれですが、大抵の方は表に英単語、裏に日本語を書く様子ですが、それをするとめくる時間が勿体無いので、瞬時に見れるように、真ん中に大きく英単語、そして、左下に小さく日本語とし、覚える際には、この英単語を見ながら微かに日本語を見るという形です。慣れてきたら、発音記号や、裏にこの単語を使った短文を書いておくのもいいですね。1日に何枚覚える等、自分のゴールを決めておいて、カードを見て、1秒以内に言えなかったものは、覚えられなかったカードとしてまとめておいて、また次の日にそこから覚えていく。完全に覚えられたものは、他に移しておき、また後日反復する。また、こんなのもおもしろいですね。家中の物の名前を英語で言えるように、その単語を書いたポストイットを至る所に貼っておいて、覚えたら取り外していくという方法も・・・。ご家族と住んでいる方は、みんなで競争するのもおもしろいですね。

実際に英会話で上達する方法

1.教材等で

日・英の書いてある英会話教材等なら、まずは、英語を聞きながら、日本語訳を見る。これを何回か繰り返す。そして、しっかり日本語のアウトラインがわかってきたなら、英語のみを聴いてリピート&音読。その後、シャドーイングをする。これをかなりスムーズになるまで繰り返す。その後、日本語のみを見て、英文が言えるかどうか。言えるまで繰り返す。体にそのフレーズを染み込ませるイメージで。また、そのフレーズを言う際の状況を臨場感あるが如くイメージしながら、アウトプットする。

単語のみならず、使える例文を知るのに最適なアルク社の英辞郎on the WEB

https://www.alc.co.jp/

2.屋外で

都内の、外国人が集まる場所で、ボランティアをしてみたり、地区センターで日本語を教えるボランティアもいいですね。また、外国人が集まるカフェやバーへ行って、積極的に彼らと交わろうとする心がけが素敵です(大人としての自己責任は了解の上で)。また、もし、街で、外国から来た方々が困っている様子でしたら、何かお手伝いすることありますか(Is there anything I can help you with?)。と聞いてみるのも良いでしょう。外国から来た人たちは、日本のことをもっと知りたいと思っているに限らず、日本人との交流を望んでいます。Weblioサイトは音声機能もあるので、練習してみましょう。https://ejje.weblio.jp/

Meet up 多くの外国人との出会い・交流してみる。 http://www.meetup.com/ja-JP/

3.アルバイト・海外旅行

米軍基地の中や、外国の方が多く住んでいる大使館付近のスーパーやカフェでアルバイトをすると言う手もあります。店員さん・お客さんの会話の達人になるでしょう。また、子供が好きなら、時々、ベビーシッターの求人もあるので、チェックしてみるといいでしょう。子供たちと英語を話すのもおもしろいですよ。

時間とお金に余裕があるのなら、今なら簡単に海外に行けるので、3日でも5日でもちょこっと

日本を出てみるのもいいですね。異国に行くことで机上での学びとは全く違う体感を、言語を話しながらできますね。これぞ生きたコミュニケーション。1週間休みが取れるのであれば、ホームスティを経験すると彼らの生活を通して英語のやり取りを体感できますね。海外へ行くことが無理でも、空港までならなんとかなりそうですね。空港で積極的に外国の方と話してみるのも度胸がつきそうです。

独学で学ぶ際に気を付けること

メリット

独学のメリットは何と言っても自分の好きなやり方、自分の都合の良い時間、お気に入りの場所で、また、どこか英会話スクールとや塾へ行かないことで、教材費用もお金もあまりかからないことでしょうか。学ぶ際も、自分の立てた計画通りに、もしくは、計画通りに行かなかったとしても、いつそれをやるかやらないかを自分でコントロールできることでしょうか。

デメリット

モチベーション維持が難しい

わからない時に、すぐに聞けない。

うまくなっているかどうか、よくわからない。

ライバルがいないとだらける。

単調すぎる。

常に一人で学んでいるので刺激にかけるかもしれません。ある意味、一緒に学ぶ人がいれば、刺激になるし、考え方や勉強の仕方など、シェアできるのだが、それができない。そして、学びがうまく行かないと感じた時に、また英語力がなかなか伸びないと落ち込んでしまう際にも、独学だと余計に落ち込むこともあるかもしれませんね。ただ、特に、独学の際には、「うまく行かない時もあるさ。そんな時もあるさ」と、気持ちにゆとりを持たせ、「今日は、ダメダメな自分をとことん楽しんじゃいまぁ〜す」という、そんな「おふざけモード」満開の人が独学に向いているでしょう。

常に自分にダメ出しをしないことが大切です。落ち込んでしまう際には、質の悪い質問を自分にしているかどうかに気付くいいチャンスです!「どうして〜ができないんだ」じゃなくて、「どうしたら〜ができるようになる?」と自問自答。その答えを見つけていきましょう。質問1つで感情は変わってきます。

日ごろから英語に触れあうことが重要

言うまでもなく、本気で英語を話したいと思うのであれば、1日の中で英語を聴く機会をたくさん作ることです。同時にそれをアウトプットする時間も必要ですね。私がよくやっていたことですが(今も時折やってます)、英語での独り言を朝起きた時から、夜寝るまで意識しながらやっていました。ちょっと危ない人になります。例えば、朝起きてこれから何をするかとか、電車の中では、今日朝から自分のやったことをブツブツ言ってみたり、また目に見えるものを英語で言ってみたり、時間があれば、自分の英語を録音して、後で文法チェック。もちろん、やり始めはすぐに言えず、書いてある英文を言うだけで精一杯でした。

今や、インターネットさえ繋がって入れば、あなたの隙間時間にいつでもどこでも、好きな場所で、大好きな英語の練習ができます。あなたの貴重な時間はあなたの貴重で大切な人生の一部です。時間を無駄にすると言うことはあなたの人生を削っているのと同じです。オンライン英会話であなたのスキマ時間を充実させてみませんか。先ほどの自分で録音した自分の英語をオンライン英会話の先生とチェックしてみたり、実際それを話してみることもできますね。英語は勉強ではありません、視野を広げ、世界の人との人とをつなぐコミュニケーションツール。楽しく無理なく続けていきましょう。

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