英語文法書

英文法をマスターするために読むべき参考書12選!

単語やリスニングの勉強はよくやっていても、文法はどちらかというと地味なので、あまり勉強していない方は多いのではないでしょうか。

文法はリーディングやライティングにおいても常にベースとなります。特に英語は文法がシンプルであるため、しっかり把握しておくことで盤石な英語力が身に付きます。

今回は英文法の参考書を選ぶ際のポイントと、難易度のレベル別におすすめの参考書をご紹介します。

初心者の方から上級者の方までぜひ参考にしてみてください。

英文法の参考書の選び方

現在英文法の参考書は数多く販売されており、どれを選べば良いか分からない方もいると思います。

迷った挙げ句、結局買わないままになってしまうといったこともありませんか。

英文法の参考書を選ぶ上で重要なポイントは3つ。まずはそれをしっかりと理解しておきましょう。

ポイントその1:自身のレベルに合った物を選ぶ

まず何よりも大切なことは、しっかりと自身のレベルに合った参考書を選ぶということです。あまり簡単すぎても英語力が上がりませんし、あまりに難しすぎても挫折してしまいます。

分かっている事と分かっていない事が程よいバランスで記載されているものが理想的ですが、なかなかやる前から判断するのは難しいでしょう。

この記事の後半では、レベル別におすすめの参考書を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ポイントその2:問題集になっているものを選ぶ

英文法の参考書には、いわば英文法の解説を中心としてまとめている文字通りの「参考書」と、問題が中心になっている「問題集」の2種類があります。

このうち、基本的には問題集を使うのがおすすめです。問題を解くのをベースにして、文法事項を確認していきましょう。

ですが、問題集だけをやっていると、どうしても必要な文法事項が“飛び飛び”に出題されてしまうので、理解がしづらい面があります。

そのため、全体像がしっかりと整理されている参考書も一冊持っておき、ときどき見直すようにすると、スッキリ必要事項を頭で整理できます。

また、参考書には「百科事典」のように文法事項がまとめられているものもあれば、1ページ目から順々に読んでいく「講義スタイル」になっているものもあります。

どちら良いかというのは難しいところですが、全く英文法についての知識がないのであれば講義スタイルがおすすめです。

とはいえ、やはりいざという時には、辞書的な参考書も全体像が見えるので必要です。

一冊は持っておくと良いでしょう。

ポイントその3:モチベーションが上がるデザインの本を選ぶ

デザインによってモチベーションが左右される方であれば、好きなデザインの本を選ぶのも悪くありません。

目的は英語力の向上なので、まずは前述のポイント1・2を重視すべきですが、文字ばかりのページや白黒ページばかりのものではモチベーションが上がらない方もいるでしょう。

学習を続けるためにはモチベーション維持が不可欠です。

デザインがとても気に入った本を見つけることができたら、それがあなたにとって最適な本かもしれません。

おすすめの参考書12選

ではここからは英語力のレベル別におすすめの参考書をご紹介していきましょう。

初心者向けの4冊!

①『マンガでおさらい中学英語』 フクチ マミ 、高橋基治(KADOKAWA/中経出版)

www.amazon.co.jp/dp/4046012307

②『一億人の英文法』 大西 泰斗、 ポール・マクベイ(東進ブックス)

www.amazon.co.jp/dp/4890855270

③『総合英語Forest』 石黒 昭博 (監修)(桐原書店)

www.amazon.co.jp/dp/4342010453

④『入門英文解釈の技術70』 桑原 信淑 (桐原書店)

www.amazon.co.jp/dp/4342742845

初心者向けとしてオススメなのは上記の4冊。まず全く英語と無縁の生活を送ってきた方には、漫画で中学英語を総ざらいできる①がおすすめ。サクッと読めますし、最初の慣らしとして抵抗なく英語の勉強を始められると思います。

②は、英文法書としてかなり人気です。漫画じゃ少し軽すぎると感じる方には、イラストをふんだんに使ったこちらがおすすめと言えるでしょう。ネイティブが日常会話で使う表現などもたくさん紹介されており、会話フレーズも身に付けていけるようになっています。

大学受験レベルまでしっかり説明されているのが③のフォレスト。高校で指定の参考書になっていることが多いので、もしかしたら使ったことがある方もいるかもしれません。少し難易度は高めですが、しっかりと中学から高校までの文法を抑えることができます。

読解と一緒に英文法を学んでいけるのが④。ある程度英単語は覚えている方が、構文をしっかりと分析しながら訳していくことができるようになります。

中級者向けの4冊!

①『ロイヤル英文法―徹底例解』 綿貫 陽 (旺文社)

www.amazon.co.jp/dp/4010312785

②『大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座』 関 正生 (KADOKAWA/中経出版)

www.amazon.co.jp/dp/4046025468

③『Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服』 瓜生 豊、篠田 重晃 (桐原書店)

www.amazon.co.jp/dp/4342431203

④『全解説頻出英文法・語法問題1000』 瓜生 豊、篠田 重晃 (桐原書店)

www.amazon.co.jp/dp/4342726629

中級レベルになったら古くから定番の辞書的に学べる文法書を一冊は持っておきたいところ。そんな時におすすめなのが①の『ロイヤル英文法』。高校生レベルから使えるようにもなっていますが、かなり文法の細かい使い分けなども説明してあります。

講義スタイルで文法を学びたい方には②、問題を解きながら学びたい方には③です。

特にネクストステージは初心者や中級者でもしっかり理解できるように解説されています。

このレベルであればしっかりと問題集もこなせるようにしておくと良いですが、その点では昔からの定番の④がおすすめです。問題量も豊富であり解説も非常にしっかりしています。

上級者向けの4冊!

①『関係詞の底力』 佐藤ヒロシ (プレイス)

www.amazon.co.jp/dp/4903738272

②『上級英文法』 成田修司 (ベレ出版)

www.amazon.co.jp/dp/B00QIMN1TQ

③『英文読解の透視図』 篠田 重晃  (研究社)

www.amazon.co.jp/dp/4327763462

④『Common Errors in English Usage』 Paul Brians  (William, James & Company)

www.amazon.co.jp/dp/B00FX7WWRY

①は日本語と大きく違う関係代名詞に焦点を絞って、基礎から応用までしっかりと説明している参考書。当然英文法の全体が分かっており関係使用に特化したい方におすすめです。

②の上級英文法は、まさに上級者向け。通常の参考書には載っていないマニアックな事もしっかりと分かります。

③は英語を論理的に理解し読み進めていく大学受験用の教材。非常に難易度は高いですが、フィーリングなどで英文を読んでしまっている方にはかなりおすすめです。

④は英語ネイティブ向けの文法書です。つまりネイティブも間違いやすい文法について書かれています。上級レベルになりますが新しい知見が得られます。

まとめ

フレーズをただ暗記するという方法でも、ある程度英語ができるようになるとはいえ、記憶力には限界がありますし、必ずどこかで行き詰まりが生じます。

自分なりの新しい表現をしたり、暗記に頼らないで英語力を上げるには、文法の理解は不可欠です。

特に英語学習に行き詰まりを感じている方は、上記で紹介した参考書を一冊やってみればきっと次のレベルに進めるはずです。

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