洋楽で英語を楽しく勉強！気が付いたら英語力がアップ

洋楽はお好きですか？

海外で評価され日本でも流れているような曲は、やはり誰の心にも響く名曲揃い。元気にしてくれる曲、気持ちを落ち着かせてくれる曲、過去を振り返りたくなるような曲まで、さまざまな素晴らしい音楽がたくさんあります。今はインターネットを通じて聴きたいと思った曲がすぐに手に入る時代。せっかく英語を勉強しているわけですし、洋楽を聴かないのは少しもったいない。

今回は洋楽で英語を勉強する方法についてご紹介します。

毎日の英語学習が少し単調で、うんざりしてしまったような時にぜひ取り入れてみてください。

洋楽を使って勉強するメリット

歌を使った学習の最大のメリットは、リズムやメロディーのおかげで曲の中で使われている単語や表現を一度覚えればなかなか忘れにくい点です。ずっと聴いていると、自然と口をついて出るようになるでしょう。

しかしその他にも洋楽で英語を勉強するメリットは2つあります。

勉強が面白くなる

堅苦しい英語教材と違い、ポップスやロック、バラードなど、あなたの好きなジャンルの音楽を利用して英語を学べば、苦痛を感じることはないでしょう。それでいて自然に耳が英語に慣れてインプットの力がつきますし、歌うことで正確な発音ができるようになるアウトプットの力もつきます。

海外の文化を同時に学べる

そもそも英語を勉強する人は、「海外の文化に興味がある」という人が多いのではないでしょうか。海外に全く興味がないのにわざわざ英語を勉強する人は少ないでしょう。洋楽を通じて直に文化に触れることで海外がもっと好きになり、今後英語を一生懸命勉強するモチベーションアップも期待できるのです。

歌詞にはスラングも含まれるため、より実態に即した生きた英語を身につけることもできます。

どのように洋楽で勉強すれば良いのか

では洋楽で勉強するステップをご紹介していきましょう。

ステップ1：曲を選ぶ

自分の好きな歌手や「この曲が歌えるようになりたい！」と思える曲を選ぶことがとても大切です。無理に興味のない曲にすると、あまり楽しくなくなってしまいます。洋楽に詳しくない人は、映画やテレビコマーシャルでよく使われているような曲から選ぶと、「なんとなく聞いたことがある」ということから歌いたくなってくるはず。

ステップ2：発音に注意しながら1フレーズずつゆっくり聞いていく

歌を追いかけるように発音するシャドーイングといった訓練方法も有効ですが、洋楽はリスニングがかなり難しいので、1フレーズずつ止めながら歌詞を見て覚える方法もよいでしょう。発音が苦手な方は、最初は歌詞にすべて発音記号を書いて、それぞれの発音を完璧にするのがおすすめです。特に日本人に馴染みのない「TH」の発音や「L」と「R」の使い分けなどが見事にリズムに乗せられていることが多いので、発音のコツが体得できます。カタカナで歌うのではなく、英語を英語のまま発音できるようになることを目指しましょう。

ステップ3：カラオケなどで実際に歌ってみる

ある程度口ずさめるようになったらカラオケなどを利用して一人でも歌ってみましょう。そうすることで歌詞の上手さ、単語のリズムのよい配列などを実感できます。目一杯英語らしい発音にして歌ってみると、発音がしっかりと身につきます。

洋楽を活用すれば英語がグッと身近になる

以上、今回は洋楽を活用して楽しく英語を勉強する方法をご紹介しました。洋楽をただ聴き流すのではなく、歌詞の意味や発音を意識したり実際に歌えるようになれば、英語がより身近なものに感じられ、英語力も自然とアップするでしょう。ビートルズやカーペンターズといった定番のアーティストから、最難関としてラップのエミネムの曲まで、様々なジャンルに挑戦するのもおすすめです。洋楽を活用して楽しく英語を学んでいきましょう。